衣替えも介護のうち
毎年春と秋はいつもの介護帰省にプラスして母の衣替えのため帰省していました。
父だけだと季節の寒暖差を服装でどう調整すればよいかわからない部分がありました。
肌着もノースリーブ、半袖、長袖をいくつか組み合わせて微調整できるようにしていました。
高齢者はすぐ体調を崩す
もともと痩せ型貧血で冷え性寒がりな人で(私もそっくり受け継いでいます)不快を言葉でいえなくなってからは先回りした気づかいが必要でした。
風邪を引きやすいせいもあり、厚着薄着の線引きも微妙でした。
集団生活は罹患しやすい
日帰りのデイサービスでも多くの人と同じ空間で過ごしますから、風邪やインフルエンザやノロウィルスなど発症せず元気な人と一緒にいて自分だけ具合が悪くなるなど考えられます。
膨大な衣類を捨てることから
おしゃれで洋服も和服も大好きでしたから着ない・着られない衣類を処分するところからスタートしました。
遠距離介護に通いはじめの頃は衣替えしようにも夏冬、上着・スカート・ズボン・小物にいたるまで一緒くたでしたから着られないものと残すものを仕分けするだけで1年かかりました。
役割のすんだものとおわかれ
ファスナーやボタンのもの、ストッキングなどはもう着られませんからさよならしてかぶり物のトップスとウェストゴムのズボンに絞り季節ごとに仕分けしました。
秋はカーディガンやコート、スカーフやマフラー、手袋など冬のアイテムを前倒しで揃えておきます。
東北の冬は早く訪れますから急な冷え込みに対応できるように、ですね。
秋のお彼岸と春のゴールデンウィーク
冬物と夏物、調整着の入れ替え時期は秋のお彼岸ごろ、春のゴールデンウィークごろが目安でした。地域によって異なりますので参考まで。
冷気は風門から入り込む
首の後ろ肩甲骨の少し上あたりに風門という冷気の入り込むツボがあります。風邪予防にここを冷やさないようネックウォーマーやハイネックのセーターを着せていました。私自身もいつも気をつけています。