治るわけじゃない薬
認知症を発症したら投薬治療がはじまります。しかし治るわけじゃありません。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14188528.html
じゃなぜ飲むの?
進行するスピードを緩やかにするためといわれています。効果は人それぞれでもし飲んでいなければ今よりもっと進んでいたかもしれません、というグラフで説明されますがひとりの人で飲む飲まないの治験ができませんからこればかりはどうにも。
結局は進むんでしょ?
そう、進みます。ただしスピードは人それぞれとしかいえません。ほかの疾患もあればどちらかがどちらかに影響するかもしれません。
発症からなんねん生きられるの?
さまざまなデータがありますが13年とかそれ以上とも以下ともいわれています。
やめる選択もあり
うちの母は要介護5までほかの疾患もなく歳相応に穏やかな生活ができていましたが、介護等級の最上位でしたからもう認知症薬は必要なかったかもしれません。
施設のドクターは在宅時代と違う方でしたし、投薬治療ありきのスタンスでしたからそのまま継続していました。
もう7年以上前、ケアラーズカフェというのが認知されはじめたころお喋りした方が「うちの母はもうお薬やめたけどとても穏やかに暮らしてるわよ」と話していたのを思い出しました。
当時の私はアリセプトの量が増えていくのが不安で漢方が効くらしいと聞きかじりいろいろ模索していた時代でした。