七情
東洋医学の世界では人の感情が臓器を傷つけるといわれています。怒喜思悲憂驚恐と呼ばれる7つの感情の行き過ぎが原因だそうです。
実は喜びすぎもよくないんですね。親戚に双子の男の子が産まれたとき、お父さんが途中で車ごと田んぼに落ちたのはまさにそれ。喜びすぎて気が緩んだのですね。
悲しみや憂鬱は肺を傷つける
悲しみ過ぎると呼吸困難や体力気力の低下、意気消沈などに繋がります。相次いで両親が亡くなりバタバタと2つ葬儀を出し喪主をつとめその後も続く回忌法要の施主。
悲しみの感情よりこの先どうしていこうか?という逃げ出したい心細さでいっぱいでした。
そもそも機能性ディスペプシアというみぞおちに砂や小石が詰まった感覚でなにも食べられず激やせしていたところ父の突然死、認知症で要介護5の母を施設入所させるための手続きをしながらの面倒な相続など心身ともに休まる時間がありませんでした。
甘麦大棗湯
そんな私に処方されたのが甘麦大棗湯(かんばくだいそうとう)心に雨が降ったときの漢方薬だそうでなんともリリックですねぇ。
ずっと通っている鍼灸院のドクター(国際中医師)自ら診察してくれる漢方クリニックで、脈診、舌診、問診のうえ処方されました。日頃から私の置かれた状況や背景をおはなししていましたが、悲しさは自分でも気づかず処方された理由がわかりせんでした。
https://nagoyakampo.com/kanbakutaisoutou/
処方説明があるのでお時間あれば読んでみてください。