老後は移住もありか
中国大連市の介護居住区を見学するとそこはごく普通のマンションでした。要介護になる前から暮らせるバリアフリー仕様です。
つくりは日本のマンションと同じで浴槽がないのだけが難点。しかし介護予防のトレーニング室やプール、ヨガスタジオ、ビュッフェ食堂など自由に利用できます。
間取りと広さ
居室は2つのタイプがあり、日本でいうところのサ高住(サービスつき高齢者住宅)のイメージですね。
65㎡のほうは1200万円で分譲しているそうで上述した施設利用料や食事代も含めての金額だそうで終の棲家として魅力的です(賃貸もあり)
どちらのタイプにも阳台とよばれるサンルームがあり温かな陽射しが降り注いていました。
衣帽间(ウォークインクローゼット)
115㎡の居室にはウォークインクローゼットがあり、老夫婦2人の1年分の衣類が収まるようになっているようです。家具を置きたくない私にはこれが魅力でした。衣替えの必要もないですしね。
3食とも栄養士さんがカロリー計算してくれるビュッフェレストランで食べられますから調理する必要はありませんが、IHのシステムキッチンがあり自室で作ることもできます。建物の1階はコンビニと薬局の工事中でした。簡単な材料なら手に入りそうですね。
共用施設には習い事のスペース、エステ、温泉、スーパー、医師が24時間常駐する病棟とも繋がっていて至れり尽くせりですね。
私の課題は
環境に魅力を感じても気候文化の違いやそこに暮らす人々との関係性もネックになります。そしてなによりも言葉の問題。
日本人の多い大連ですから病棟コンシュルジュには日本語が通じるうえ日本人ドクターも在籍しています。しかし日常の些細な雑談や微妙な体調変化を表現するすべを持たないと不安ですね。
永住じゃなくても数年で戻るのもありかな?とか通訳の人を雇えばいいじゃんとか楽しい妄想を繰り広げています。