私は本家の家督
都会の人には理解できない本家・分家というのがありまして私は本家の家督を継ぎました。
それぞれの役割
分家は本家の行事や仏事を手伝います。分家の叔母は日ごろ離れて暮らす私よりもよほど本家のことをあれこれやってくれ本当に助かっています。
いつも動いている
叔母は常に動いてる人で帰省している私にしょっちゅう惣菜を届けてくれたり、私が不在中の細かな雑用を請け負ってくれます。頼まれごとも多く近くの飲食店などから応援要請がくることもたびたびあります。
実母、祖母の代から和裁や着付けの仕事をしているため衣類のリフォームやお直しなどお手のもので、実家のカーテンの裾上げまでやってくれました。
流れる水は腐らない
言葉どおり常に動いていますから起きてしまったことや嫌なことをいつまでも引きずることなくサラサラと流しています。
お付き合いの幅が広く面倒見がよいため頼られることも多く、ものごとを自分のところで抱え込んで堰き止めることはありません。ひとことでいえば循環です。
親を失い地域の暗黙知に疎い私をいつも影でサポートしてくれ、私が孤立しないようかつ自立できるよう絶妙なバランスで支えてくれます。