若者から多くを学べる
前回のつづきで中国人の公園での過ごし方を教わりました。朝は太極拳やエクササイズやヨガを楽しみ朝ごはんも出店制限のない時間帯は自由に販売されているそうです。お茶を楽しむ人もいますが近年若者を中心にコーヒーが人気です。
そこから米国ナスダック市場に上場したラッキンコーヒーの粉飾決済の話題になり割韭菜(投資したお金を騙し取る)という言葉を教わりました。語学レッスンで社会問題まで学べるという一石二鳥です。
公园一日游(公園1日ツアー)
中国の公園は広く健康器具もあり1日過ごせるのだそうです。昼〜午後は将棋、トランプ、合唱(東北はロシアの歌が多いのだとか)凧揚げ、麻雀、二胡、京劇、鳥かごを持って散歩するなど多種多様な楽しみ方があります。
黄昏時は収穫を祝う踊りや社交ダンスが行われるそうです。老师は日本で能を学んだり大学でワルツを習ったり様々なことに興味を持っています。私もちょうど平家物語を読んでいるので次回の話題になりそうです。
言葉から背景を探る
政治协商 政策について互いに論じるという言葉から香港のデモに関して、デモそのものは賛成だが法を守るためのデモなのに法を侵すやり方やリーダー不在なのはいかがなものかと教えてくれました。
私は報道しか知りませんから中国の人がどう見ているのかのリアルに触れました。そもそも民主の定義が米国とは違うことを認識しなければならないとのことです。
やりたいことがたくさん
老师はミャンマーの方への支援活動もされており、高田馬場のミャンマーレストランに案内してくれるそうです。私が以前お世話になっていたネイリストさんもミャンマーから亡命してきた方でしたし興味があります。
ちなみに老师は「ビルマの竪琴」をご存じないそうでぜひ読んでみてと勧めておきました。
オンラインとは思えない贅沢時間
語学レッスンでありながら社会情勢や政治〜文化まで幅広く濃厚な時間が過ごせて、もちろん対面に越したことはありませんが受講してよかったなぁと思います。老师は薬膳カフェで店長をされているときにはこんなお話はしませんからね。