その日生きるだけで精一杯
これは本当に常日頃から感じていることです。自分の自由裁量で動けない。特に認知症の家族がいると食事の支度だけして留守番させることができない。常に側にいて見守りしていなければならない。
世界が閉じていく感覚
認知症の人に接したことがないとなぜ見守りが必要か理解しにくいですよね。電話や来客があっても相手が誰か用件はなにか覚えていられないのです。
うっかり火の不始末など起こしたら近隣に迷惑をかけます。勝手に出て行って徘徊して事故に合ったら賠償問題になります。
介護者は安全を守るためつきっきりでまたは作業をしながら視界の片隅に入れておかないといつのまにか失禁していたり転倒していたりします。
デイサービスの合間の気晴らし
ケアラーズカフェ(介護する人が集うカフェ)に久しぶりに立ち寄りました。ちょうど母の徘徊に悩まされていたころ藁をも掴む思いで通っていました。
卒業した今は客観的に見れますが、どうすればいいか苦しいケアラーは時間を作って立ち寄ってみてください。お喋りや相談で気晴らしできますよ。