ふたつのお祝いってなに?
今年は中国の国慶節と中秋節が同日という滅多にない取り合わせになりました。
国慶節は1949年10月1日に現在の中華人民共和国ができた日ですね。昨年は建国70周年で盛大なお祝いがあったようです。私もそのタイミングで遼寧省へ医療ツーリズムに出掛けました。
中秋節は旧暦8月15日で毎年違うようですね。今年は国慶節と偶然にも重なったことでふたつのお祝いというタイトルで中国語レッスンを受けました。
月餅をたべる習慣
日本ではお月見団子ですが中国では月餅を食べますね。先生によると古代中国で扶桑という神木に9匹の八咫烏(ヤタガラス)がいて、弓矢の達人が8匹を打ち落とし残った1匹が今の太陽になった。太陽が照りすぎて干ばつのような状況が改善され、弓矢の達人は不老不死の薬を与えられた。
しかし達人の奥様がその薬をひとりで飲んでしまい太陽の反対の月へ行き兎と一緒に暮らすようになった←ここから月餅が食べられるようになったらしいとのこと。神話レベルのおはなしですね。間違ってたら修正します(笑)
3年前の今ごろは日中国交回復を実現された田中角栄元首相のご子息、田中京氏とお会いして砂防会館でお話しする機会がありました。そんなことを思い出しながらお月見を楽しみました。