母の足腰が弱くなった
アルツハイマー型認知症の母は身体の使いかたすら忘れてしまい私が身体を支えないと歩けなくなりました。最初は手をつなぎそこから肘を支え両手を取って介助しないと簡単に転びます。いちど転倒すると筋肉のないぐにゃぐにゃの身体を起こすのは難儀でつねに緊張を伴います。
そういう状態になると介助する側の都合で車椅子を使ってしまうのですが、トイレやベッドへの移乗が大変ですからできるだけ自力歩行できるようお手伝いします。
通院は父のマニュアルのセダンでこれじゃ母も乗り降りが大変、乗せてからシートベルトして着いたら外してシートから降ろすという簡単なことが難しくなりオートマを敬遠する父に母の乗り降りも楽な福祉車両を勧めました。そもそもオートマに不慣れでナビの使いかたもわからない昭和の人が回転シートつきの最新の機能を覚えるのは大変だったことでしょう。けれど自分で送迎したいし買い物や用事など車なしで暮らせない地域では慣れるよりありません。
私も帰省のたび母を送迎したり用事で出かけるのが楽になり勧めてよかったと思いました。わずかですが自動車税の減免も受けられます(書類提出などあるので車屋さんに相談してください)完全車椅子になればそのまま後部に乗れる車種もあるのでどの段階で買うかケアマネさんとも相談してみましょう。
https://www.automesseweb.jp/2021/08/10/731326/20210804_amw_fukushi_015