のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

その演説に魂は入ってるか(選挙動員させられた過去)

勤務時間中に動員

若いころ勤務していた企業で勤務時間中に選挙動員させられていました。そこのオーナーが支持している候補者で、設備系企業だったため公共事業がどうやって割り振りされるのか裏側をのぞいた感じでした。長く金融業界にいたので談合的なものを知らず疎かったんですね。

 

動員のための従業員まで雇っていてそこまで経費をかけても大事なことなんですね。動員といっても演説を聞くサクラじゃなく事務所でのお茶だしや地域の支援者さんといっしょにご飯を食べるとかそんな程度のことです。どんな政策を訴えていたとかもわかりませんでした。

 

今回の横浜市長選挙で田中康夫さんの辻説法を聞いて至極まともなおはなしをしているのがわかりました。こういう当たり前の演説ってなかなか聞けない気がします。単に作家としてファンだからとかじゃなくこれまでの発信も見てきたからこそ賛同する部分が多いわけです。

 

長野県知事時代に実現された宅幼老所は横浜市でも可能でしょう。首都圏こそ放置空き家が多く、うまく利活用すれば待機児童の解消とデイサービスを利用するまでもないしかし孤独な経験値の高い高齢者が同じ時間を過ごせる場になります。世代分断しないという考え方もいいですよね。

 

消防法がとか改修予算がとか言い出したらキリがないですが絵空事じゃない、いま対処しないといずれ自分たちの居場所もなくなることは想定できますよね。空き家を所有し認知症の母を介護していた私にはとても刺さる演説です。

https://tanakayasuo.me/yokohama2021