父の母校訪問
冬休みに見学したいと思っていた東北大学理学部自然史標本館。企画展がヨーロッパ古地図ときたらそりゃ時節柄行ってみたいですよね。海の上に板状の陸地が乗っていると考えられていた時代の日本ってどんなふうに想像されてたんだろう⁇
開業以来はじめて乗る仙台市営地下鉄東西線はほぼ東北大学のために延伸したんじゃないかと思うほど学生さんらしき人ばかり。最寄駅で建物がわからない私に工学部生さんが親切に案内してくれました。「父の母校なんですよ。まだ片平キャンパスしかなかった頃でここは山でした」とはなすと「え、そうなんですか⁇」と。お若い人は知らないようですね。
入り口で150円払うと大好きな恐竜の骨格標本や鉱石、津波の地層模型、近隣で出土した土器など古地図を見にきたのに常設展に引き込まれてしまいます。好きな人は半日楽しめると思いますよ。漢方薬にもなる冬虫夏草の展示なんてあまりないですから。
目的の古地図コーナーはとても小さくてでも端的にまとめられており学生スタッフさんの担当だそうです。1522年にマゼランが世界周航するまで伝説の国だったジパングがしだいに輪郭をはっきりさせていく過程が解説されています。最初は九州と本州しかなく蝦夷が存在しません。私たちが簡単にGoogleマップで目的地にたどり着けるようになるまで多くの人の労力があったんですね。感謝しかありませんよね。
今月16日まで展示してます↓↓↓