安易に薬に頼っていた
母が虚弱なうえ頭痛持ちで寒がり、よく口内炎ができて心配性なうえいつも不機嫌ですぐ頭痛薬を飲んでいました。今なら気虚(エネルギー不足)血虚(栄養不足)気滞(気のつまり)の典型だということがわかりますよね。ええ、私もまったく同じ体質です(笑)
虚弱はしかたないにせよ(親からもらった先天の精が少ない)自分でどうにか工夫できる面(後天の精)もあるわけです。頭痛薬を頻繁に飲んでいれば(解熱・鎮痛剤)体温が下がりますよねぇ。気虚の人は寒がりに拍車がかかります。当時はそんな知識もないため市販薬に疑問をもたず飲んでいました。耐性ができるのか同じ銘柄の効きが悪くなりどんどん新しいものに変えていきました。
フルタイムで働きながら本家の長男の嫁として両方の親の介護と子育てで自分を労われなかった結果が認知症だったと思います。のんびりダラダラし好きなことだけする時間、身体を冷やさずきちんとした食事をゆっくり食べるだけでも違ったでしょうね。そんな母を介護することで多くのヒントをもらいました。母の真逆をやればいいんですよね(笑)