メンテナンスコストを減らしたい
保険のきかない漢方薬局にかよっていたころ1日1000円ちかくかかっていました。保険でだしてくれる病院もありますが必ずしも漢方処方に明るい医師がいるわけでもなく自分の証(しょう・体質)にあえばラッキーでそうじゃない場合安く済ますことでリスクもあるわけです。
自宅から近く見立てが正確なら認知症の母の遠距離介護にかよう自分にはしかたないコストかなと思っていました。どこかで落としどころをみつけるしかないですしね。でも長期間飲むのは無理でいつしか足が遠ざかっていきました。ちょうど更年期と介護疲れがかさなり肩甲骨のL字のかど(膏肓)に刃物で刺されるような痛みがつづいて気持ちも塞ぎ込むことが多かったですね。
鍼灸にはかよっており国際中医師でもある鍼灸ドクターが私の状態を見かねたのか自身が診察する保険適用クリニックを紹介してくれて漢方薬を再スタートしました。費用は1/10に抑えられましたが毎月変化を見ながら種類を変えていくため片道小1時間の通院は当時の私にとってはかなり苦痛でした。
しかし背中の痛みと機能性胃腸障害というなんとも厄介な胸が苦しくて食べられない症状をどうにかするため仕方ない選択でした。この通院時間と費用を別のことに使えたらなぁ。健康なころは無頓着な時間の感覚がいっきに引き締まり日ごろからやれる養生をしていこうと今に至るわけです。