のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

介護と自由の折り合い

自分のペースで暮らしたい

介護していると自分のためだけに使える時間がなくなっていきます。気晴らしがしたければそのために時間を作り出す必要があります。介護生活前にはわからなかったことでしたが思いつきでどこかへ行くとか家に人を呼ぶなど些細なことのハードルがあがります。母のデイサービスに合わせた生活リズムはことのほか自由がありませんでした。

 

16時まで帰宅できるかどうか

片付けや掃除、買い物の段取り

庭仕事や畑の管理は天気と相談

ケアマネとの打ち合わせ時間

父の通院送迎や付き添い

役所や金融機関の手続き

 

ざっと挙げただけでも自由時間なんて捻出できません。用事の合間にこま切れの空き時間ができるぐらいでゆっくりコーヒーでも飲みたいなと用意しているとふいな来客があったり自分を休ませることができません。

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小さな不満が少しずつ燻ってそれがこのブログのネタにもなっているわけですが、近所にカフェがあるわけでもないウォーキング習慣もなかった当時の私は首都圏の自宅に戻ったら思いつくまま好きなことをしようとそんなことばかり考えていたのでした。

 

しかし身体が思うとおりに動いてくれない。自宅にいるあいだは鍼灸や歯科、美容院、ネイルサロン、漢方クリニックなどメンテナンスのハシゴであいまに中国語を習い次の介護帰省にそなえるという日常を送っていました。