東京理科大学で学んできました
薬と食品の微妙な関係について病院薬剤師歴20年以上で教鞭をとる先生から飲み合わせや予期しない作用について教わりました。高齢化により複数の疾患で数種類のお薬が処方されている現代前もって知っておきたい内容です。ふだん気軽に処方薬を受け取り薬剤師さんからの説明もあまり聞いていない身としては襟をただす必要がありますね。
薬とは本来身体にとっては異物でしかし病気を治すためうまく働いてくれるよう量や回数・時間など使い方が決められているんですね。食後に服用する利点は胃腸障害を和らげる、食道潰瘍を防ぐ、飲み忘れ防止、効果の安定などあげられます。インドメタシンなどの痛み止めがこれにあたり胆汁と混じると効き目が高まるそうです。
食品が薬を毒に変える例としてよくグレープフルーツジュースと血圧の薬をいっしょに飲まないでと注意されますがグレープフルーツジュースは多くの薬が影響を受けるそうです。代謝抑制により作用が増強してしまうのですね。他にはお酒と睡眠薬、解熱鎮痛薬なども聞きますよね。
また薬の効き目をさげる食品としてセントジョーンズワート(サプリなど)は多くの薬の作用を弱くしタバコは喘息薬を、納豆はワルファリン(血液サラサラにする)の作用を弱くするのは有名ですね。質疑応答で私が先日から試しているCBDオイルと薬の飲み合わせに関してまだ薬剤業界ではなにも通達がないそうで追って教えてくださるとのことでしたので楽しみに待つことにします。