虚弱な私はやる気がない
幼少から細くて虚弱でしたから根気がつづかず頑張っている人をいつも遠目でみていました。ああなりたいというよりしんどそうだなが正直な感想です。しかし昭和の時代はそういう立ち位置は許されずあなたももっと頑張ってみたいなあさってな激励をされたものです。迷惑でしたね。
今はその人の特性をいかす生き方が尊重されるようになってきたと思いますが実際どうでしょうか。漢方の世界でいう実証(エネルギーあまり)の人々で世の中が動くわけでもなく虚証(エネルギー不足)の人々だってたくさんいます。とくに高齢化しているこの国ではエネルギー値の低い人のほうが増えているはずです。成熟した社会ってきっとそうなんでしょう。
無理にエネルギー値をあげて実証の人に並んでも生きづらそうです。もともとの体力が備わってないんですからつづかないですよね。自分のタイプの見極めと実証の人に寄せなくてもいい暮らしがちょうどいいかもしれません。