看護学部生さんが見学に
廊下にまで棚を並べてカニさん歩きしかできない魔窟実家を看護学部生さんが見学にこれるまで片付けたのはちょっとした自慢です(笑)
40年近く溜め込んだ生活用品や大型家具は家の外へ出すには困難すぎてなんども心が折れました。2つある玄関に中身満タンのシューズボックスが4台で靴をだすと値札がついたままカビていたりこうなるまでなにをやってたのか。私が出かけたすきに元に戻されたり片付けも格闘技でしたよ。
食器棚もしかり。扉があるのになかはうっすら埃が。いつ補充したかわからない醤油さしのなかは固まっていました。使わなくなった和室はどこも物置小屋のようにモノだらけ。タンスや押入れのなかは着ない和服や衣類でごちゃごちゃ。昭和の高齢者あるあるじゃないですか。
片付けでしんどいのは要不要の判断と処分で全部捨てるならむしろ楽なんです。「あの時のあれ〜」とか思い出に浸ることも多くやった感なくおわる日もありましたよ。しかしバリアフリー改修で業者さんが入りいっきに実家は生まれかわりました。そこへ地域包括支援センターの紹介で地元の看護学部生さんたちが見学にくるようになったのです。
彼らは在宅介護家庭のインタビューという課題で担当教授は付き添わず自分たちで役所からうちまで調べてやってきて質問していきます。父と私で認知症介護についてはなしきれいになった室内を案内し母の宅食弁当の中身を紹介しました。

新幹線でかよいながらリフォームしたごほうびは未来の看護師さんへの自宅開放でした。少しは卒論のお役に立てたかな。看護の現場で直接知ることのできない家庭の実情を仕事にいかせるといいなぁ。