のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

読書ばなれの今おすすめを

可処分時間のつかいかた

月に1冊も本を読まない人がふえているそうですがしかたないでしょう。ほかに楽しいことがあふれているんですから。いやいやKindleでも読めるし耳から聞くことも可能だよという意見もありますね。私の経験だとKindleは途中で読まなくなります。耳からだと内容が入ってきません。単に不器用なのかな(笑)

 

なにを読めばいいのかわからないのもひとつでしょう。自己啓発系やスピリチュアル、ビジネスといった読んだところで毒にも薬にもならないものばかりですしね。では面白がれる本とはなにか。私が最近読んだものを紹介しますね

韓国人女性が軍事境界線を超えた北朝鮮開城工業団地で働いていた頃の記録です。同じ言葉をはなす違う国の人同士の価値観の違いや心のふれあいなど描いています。彼女は韓国に生まれただけでこんなに自由なんだとはじめて気づきます。著者キム・ミンジュさんのお名前は「民主」からつけられたとのこと。

 

職場である食堂でメニュー決めや仕入れ、北朝鮮人スタッフへの給与支払いなどの業務に携わっていたそうです。北の人はいろんな質問をしてきて正直に答えていたらすべて上に報告されていた、しかし2人きりになると姑とのつきあいかたや韓国コスメのおすすめを訊ねるなどごくふつうの興味関心を抱いていたなど。

 

しかしスタッフは南の人間と親しくなりすぎると総和といわれる反省会で槍玉にあげられいずらくなり常に監視され自由とは程遠い環境なのがわかります。それについて核心に触れる質問はついぞできなかったそうですが南北統一が実現したら会いたい北側の人がたくさんいるそうです。工業団地は突然閉鎖され著者は脱北支援や講演・ボランティア活動をつづけています。

 

ときどき南で買ってきた果物など北の上司に気づかれないようスタッフに差し入れすると「ビニール袋をもう1枚ください」といわれ嫁ぎ先と実家へ持っていくと知り家族に食べさせたい気持ちは自分たちの母親と同じなんだのくだりが印象的でしたね。