のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

75歳 後期高齢者のリアル

おしゃれな老人になりたい

作品がTikTokでも紹介され映画化もされご自身もホリプロ所属でときどき役者にもなる筒井康隆氏の25年前の小説が映画化されたので原作を読んでみました。現在90歳の筒井康隆氏が60代のころ75歳の後期高齢者を想像して執筆したものですがやっぱりおしゃれなライフスタイルです。おそらく半分ぐらいはご自身を投影されているのでは。

 

まず90歳のご本人がMacで執筆しているため主人公も同じ設定になっています。当時そんな老人いたかな⁇とも思いますがね。大学教官を65歳で定年退職して10年になる75歳の後期高齢者。配偶者に先立たれ独居。日々の淡々とした暮らしの描写がとにかく緻密でこと料理に関してはできあいで済ませるなどということはせず、きちんとした素材を買って自炊しているのですからもとから好きじゃないと無理でしょう。

これは筆者が日々実践していなければ書けないだろうと思われます。今は更新されない「笑犬楼日記」というブログのようなものを執筆していたころ奥様や編集者、出版界の関係者や義妹夫妻となかよく旅行しながら隠れ家のようなレストランで贅沢な食事を楽しむシーンがなんどもでてきました。80歳すぎてこんなおしゃれな日常をすごせるなんていいなぁと憧れていましたね。

 

数年前にご子息を亡くされ去年あたりから頚椎を痛めたことで奥様といっしょに介護施設に入所されたと聞きました。書きたいことはほぼ書いたとはなしておられてそれでもエッセイのようなものでも筆をとっていただければと思っています。むかし朝日新聞に連載していた履歴書のような作品も好きでしたよ。