まずは養生から
某著名人が漢方薬は壺や数珠、パワーストーンなどと同じカテゴリーと言い切ってますがそれはその人の体感なんだと思います。合う合わないありますしね。そもそも証(しょう 体質のこと)の見立てを正確にだしてもらったことがあるのか、それに基づいた処方をされた経験があるのかすらわかりませんしね。
その方は最先端医療を激推ししておりご自身もその類の財団理事をつとめていて医療はビジネスの一環と捉えているのでしょう。それはそれでありですけれどね。見るからに実証(気血水が余っている)で気力体力に余裕があるからこそ虚証(エネルギー不足)の人の感覚は理解できないのだと思います。美容医療にも詳しく若返りといわれているものを点滴をしたりしていますが年相応にしかみえません。

地域の介護者のあつまりでご両親の在宅介護をしている薬剤師さんがいて「漢方薬は雑草以下といわれてる」と断言。自分で扱っていての意見ですが保険適用でだせる範囲しか知らないのかもしれません。ひとりの専門家のおはなしだけ信用するのは危険です。
ようは東西の使いわけが大事で安く安全に処方してもらえる西洋薬の力も必要でしょう。しかしなにをやってもどうにもならなかった機能性ディスペプシア(メンタル性胃腸障害)が漢方薬と鍼灸治療で寛解したのは事実ですべてに当てはめるつもりはありませんが日頃からの養生がいちばん大事と感じています。なにかあってからジタバタするんじゃなくて冷飲食しない、腹8分目、充分な睡眠、よく歩くなど誰でもできることの積み重ねです。ここをおろそかにしているとある日突然おかしなことになります。
そこから漢方薬を処方され鍼灸治療をしても時間がかかって当たり前。マイナスから0地点に戻すまで生活習慣だって見直さなければ満足のいく効果はでないでしょう。自分は変わりたくなくて外側からどうにかしようという姿勢から卒業する機会ですね。