のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

ウチのヨメと言った途端品性を疑う件

個人的な感覚なのですが、自分の奥様を外でなんと呼んでいるかで、その方の見方が変わります。

 

無意識に長年の習慣でしていることに意味はないとわかりつつ、とても好印象な若い方がヨメと言っていて違和感がありました。(息子の嫁というように、嫁ぎ先の親御さんが使うようです)

 

公の場では使わないほうがいいかな、と感じました。

 

家内  細君  家人  妻  奥さん  おかあちゃん  女房 ワイフ

 

どれでもいいのですが、公的な場と内輪の飲み会を区別できると配偶者を敬ってる感があります。

 

特に年長者の前で「ウチのヨメが」というのを聞くと、奥様はあなたの持ち物ではありませんよと思ってしまいます。私は別にフェミなわけじゃないんですがね。

3.11に寄せて

もう6年経つのですね。

 

あの日は午前中千葉のアロマスクールの体験に行き、午後からの出勤でした。

 

最初にガラスがガタガタいって春の強風かな?なんて思っていたら14:46に立っていられない揺れに襲われました。

 

どこかに掴まって凌いだと思います。取り敢えずその日はそのまま帰宅することになりました。更衣室隣のテレビが東北沿岸を真っ赤に塗った地図を映していました。実家付近です。

 

まだ明るい道を急ぎ足で帰る途中、奈良の友達が何度も「大丈夫?無事?」とメールをくれました。帰宅後すぐに固定電話から彼女に電話して無事を伝えました。

 

実家にもかけると母が出て「まだ揺れてるよ」とのこと。なぜか父は不在でした。なにか対策に走っていたようです。この電話を最後に四日間実家とは音信不通になりました。

 

報道も壊滅的な津波被害の映像を流すばかりで、私の実家がどうなっているのか、誰とも連絡の取れない中で不安な時間が流れていきました。

 

ようやく友達の携帯に繋がりましたが、自分の事で精一杯。もうバッテリーなくなるからごめんねと言われ、親の様子を見に行って欲しいなど頼めませんでした。

 

地元消防団の友人に繋がり、そのまま家まで行ってくれました。すぐに携帯を母に渡してやっと安否確認できました。

 

高齢だから、誰からも連絡こないから、使わないからと携帯を持たせないと、こんな時に対応できません。連絡手段を持つことが最低限の責任だと思います。

 

固定電話も公衆電話もいっさい繋がらない数日で、メールまたはSNSの重要性が再認識されたと思います。

 

生きてるなら発信しないと助からない‼︎

日頃から使ってないと緊急時に困る‼︎

 

 

 

落語界の掟

聖徳大学さんの社会人向け講座に、懐石料理と落語を楽しむ会があり参加しました。f:id:nozosan-net:20170310180104j:image

以前から興味はあったものの講座の人気が高く、受け付け開始日に申し込んでも既にキャンセル待ちだったりなかなか参加できませんでした。

 

今回は受講できるというので楽しみに出掛けました。生の高座は東北大学落研を聴いて以来なので、もう何十年ぶりです。

 

松戸の有名料亭さんに着くとすぐに懐石料理をご馳走になり、初めて相席する方たちとお喋りしました。

 

食後は二階のお座敷で、松戸出身の二人の若手噺家さんのお話を聴きました。

 

落語界は逆ピラミッド社会で、お弟子さんより師匠の方が多いのだとか。お若い二人は貴重な存在です。

 

二つ目は長いが叶ってダルマの目が二つ入ることから、真打ちは最後のロウソクを消すことからつけられたそうで、知らないことだらけです。

 

お二人は現代風にアレンジされた古典落語で楽しませてくれました。今の若い人には理解できない言い回しがあるそうで、なかなかご苦労されているようでした。

 

けれど計算されつくされた軽妙な語り口で場の空気を自分のものにするスキルは、相当なお稽古を積んだ結果と思われます。

 

師匠の身の回りのお世話やお茶出し、着物の畳み方など行儀見習いから始まり、20分ほどの長いお話を途中つまずくことなく、一人で何役もこなしつつ演じ、観客を引き込む話術は流石としかいいようがありません。

 

次回は浅草演芸ホールにツアーで行きましょうというお話も出ていたので、是非参加しようと思いました。

 

遠隔操作と他人の目

遠距離介護に必要なもの2つです。

 

それほどたいそうなことじゃなく、遠くから現地の人にお願いして動いてもらう、わざわざ家に上がらなくても遠くからそっと親の様子を見てもらうということです。

 

この2つを可能にするためには、帰省したときの丁寧なコミュニケーションが大事です。

 

1人の人にだけ負担をかけるのではなく、複数の様々な職業の人に広く薄く、なんとなく気配を感じてもらうようにしています。

 

なので私のほうから挨拶に行ったり、地域の行事に参加するためだけに帰省したり、それなりの手間暇はかけています。

 

地区の防災訓練は必須行事なので、なにがなんでも参加して近隣の方とお喋りします。この数年開発された宅地に住む方々は、昔からの住民とは一線を画しているのでチャンスです。

 

シルバーセンターに雪掻きと庭木の剪定を頼んでいるので、スタッフさんと必ず会話します。

 

ピアノ教室の大家さんをしているので、私が在宅していれば保護者さんにご挨拶します。皆さんにLINEグループに強引に入ってもらいました(笑)

 

社協のお弁当宅配のボランティアさんにもご挨拶します。毎回配達の人は異なりますが、何度かお会いして私の存在をうっすら知ってもらえたらそれでよしとしています。

 

そしてすぐ動いてくれるケアマネさんや、近くに暮らす叔母夫婦に細かい気配りをしてもらっているお陰で、平凡で幸せな生活ができています。

吸い玉体験

漢方薬局のカウンセリング日でした。いくら寝ても疲れが取れない、いつも左肩甲骨が痛いのが、そういえば最近気にならないなぁ…まできました。

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私に漢方薬は合っているようです。よく体力の底上げといわれますが本当に実感できるのです。

 

外出から帰宅するとすぐに横になるほどで、介護帰省から戻ると数日使い物になりませんでした。いつも何かに追い立てられている感覚で、マインドフルネスとはなんぞや?でした。

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先月から漢方薬を再開し首筋から背中までのこわばりが楽になり、起きられないほどの疲れもなくなってきました。

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今日は併設の鍼灸院で吸い玉をして戴きました。多少の痛みはありますが、瘀血が出てすっきりしました。

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吸い玉は跡が残るので、温泉やプールに行く予定の方は日程を調整しましょう。