のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今は火葬場もウェブ予約

葬儀場の空き状況も大事ですが友引に葬儀はしませんし、希望日に浄斎場(火葬場)も空いていなければいつまでも日にちが決められません。 空いている日に入れるよりないのです。 母のときは友引を挟んでいたのと、既に予約でいっぱいで亡くなって1週間ほど後の…

老老介護の現実

母の弟の奥さんから「認知症の夫をおいて外出できないから法事は欠席させて」と連絡がありました。 母の弟はまだ要介護2ですが来客があっても誰とはなしたか覚えていないし、電話をとっても内容を忘れてしまうのでひとりで留守番させられないのです。 身体は…

クリーニング屋さんのいらないサービス

相手のほしくないものをサービスするのはいかがなものかと思うのですが、どうなんでしょう。 タダならなんでもほしがる人もいますが。 私はタダでもいらない人です。 試供品とかポケットティッシュとか粗品とかよく配ってますが受け取りません。 家を丸ごと…

胃瘻でも誤嚥性肺炎になるって意外と知られていない

なにげにツィートしたらやたらリツイートされて驚いたのですが、胃瘻にしても自分の唾液で誤嚥性肺炎を起こすって知られていないんですね。 実は私も身内が胃瘻にしたからこそ体験したことで、普通は知らないままでしょう。 胃瘻は口から食べられなくなって…

作務=没頭=マインドフルネス

立て続けに両親が他界し住職と話す機会が増えました。 江戸時代からの檀家ですし、先代住職からよく知っていてしかも中学の先輩ですから気負った話題にはなりません。 主にうちの庭木の多さと雑草との格闘がメインテーマで、どこまでで妥協するか?という話…

葬儀そのものより大変なこと

今は病院で亡くなっても家に戻らず葬祭会館などに直葬するケースが多いでしょうね。 うちは地方の田舎なので、まずはご遺体と一緒に家に戻り、祭壇をしつらえて僧侶に枕経を上げてもらいそれから葬儀の打ち合わせです。 何人列席するかによりホールの広さと…

この人、私からなにを聞き出したいの?

40代、未婚、ひとりっ子、高齢親と同居という知人がお焼香に来てくれて、それはそれで有難いのだけど疲労困憊の私はまともな対応ができません。 そもそも母とは殆ど面識もなく、私とも親しいわけでもなく共通の話題もありません。 溜まりに溜まった事務処理…

地方の名店は看板も宣伝もない

葬儀で帰省中に小中学校の同級生が営むお店に買い物に行きました。 近所ですが私は早くに地元を離れてしまい行き来のない人も多いのです。 そのお店はお餅や冠婚葬祭のお赤飯や白蒸し(お黒飯)の専門店で、小売は週に2日しかありません。 その日を逃すと買え…

地域に必要な冠婚葬祭ご意見番

突然の不幸で悲しむよりも葬儀の煩雑さで消耗してしまうのが現実です。 不安定な精神状態で大事なものごとを判断するのは難しく、葬儀のランクや戒名代など日頃なら選ばないようなものを選択してしまったりします。 冷静じゃないんですからそうなりますよね…

納棺師の神業

母の納棺に若くて可愛らしい女子がやってきました。 重いメイクボックスを携えて、とてもきちんとした対応でした。 湯灌からメイクまでそばで仕事を見せてもらい、どうやって勉強するのか?など質問すると 「学校などがあるわけではないので、師匠に弟子入り…

1年に2つ葬儀を出すとは夢にも思わなかった

10年も介護を頑張ったじゃないかと自分で自分をねぎらうも遠い昔の嫌な記憶が蘇ってきたり、私のことがわからなくなった母でも、もうお世話できなくなる寂しさもあり複雑でした。 父の葬儀から1年経たずにこの日がくるなんて思いもよりませんでした。 母は施…

介護施設の愉快な仲間たち

母がお世話になっている施設は利用者さん8人ぐらいずつのユニットになっています。 ユニットには名前がついていて、母のいるところは「すもも」と名付けられています。 そのなかに面白い利用者さんがいて、1人は93歳の男性で中国東北部の満洲で日本軍の兵士…

プログラミングを教えるのは意外な人

青森県の小学校ではプログラミングを教える人材が少なく、なんと学校栄養士さんたちが指導しているそうです。 http://www.soumu.go.jp/programming/010.html 意外と思いますが、給食メニューや調理の段取りをPCを使って仕事をしていることや、小学校内が職場…

いずれ行く道、いつか来た道

強情で柔軟性のない高齢者に接したとき、なんともいえない悲しい気持ちになります。 いずれ自分も行く道だろうに。 過去の成功体験に固執して今に合わせようとしない。 昔はこうじゃなかった、前はもっと良かったのに。 どんどん時代に取り残されているのに…

寝汗(盗汗)トラブルからの解放

更年期の特徴的な症状にホットフラッシュや真冬でも滝のような汗をかく、寝汗などあります。 加齢に伴い自分の意思で汗のコントロールができにくくなるんですね。 気が上に昇っていくからといわれています。 御多分に洩れず私も寝汗が酷く、真冬でも起床時は…

認知症の早期発見に積極的な自治体

久しぶりに母の元ケアマネさんとお喋りし、宮城県内でも認知症の早期発見に積極的に力を入れている自治体があると教えてもらいました。 東北大学との連携で住民の画像撮影をし、うちの父のようにMCI(認知症のグレーゾーン)と診断されたら、早めにリバスタッ…

終末期医療と施設の退所届け

母は入院先で最期を迎えるだろうことを主治医が判断し担当ナースより連絡をもらいました。 県外に暮らしていて、それでも月に2、3回面会に来る私にナースステーションの皆さんが気づかいしてくれて、施設のお部屋キープ代もかかりますよね?先生に訊ねてみた…

私のブログから満蒙開拓団の問い合わせが

去年、満蒙開拓団の親戚について書いたブログに辿り着いた方から連絡が入り電話でお話ししました。 長野県出身で兵庫県明石市にお住まいの方で、私の身内が自費出版した本を読んで、そのなかの登場人物を探しているのだとか。 私の身内が所属していた青葉開…

障碍者手帳の更新

母が体調を崩して入院しているタイミングで障碍者手帳の更新時期がやってきました。 認知症で要介護5ですが別の疾患での入院なので、重度精神疾患での診断書が取れないという連絡をケアマネさんから受けました。 つまり手帳の更新ができないということです。…

介護から看護へ

りんご病と診断された母は点滴をしながら施設に帰り、みるみる元気になってきたので安心して帰宅しました。 翌朝、お墓まいりを済ませた私にまた連絡が。 昨日より状態が悪いので、午後受診の予約を繰り上げて今から病院へお連れしますとのこと。 急いで私も…

安易にUターン介護するなかれ

地方にいる年老いた親の介護のためUターンするのは考えたほうがいいですよ。 私のような遠距離介護を推奨しているわけではなく、程よい距離感やケアラー(介護者)自身の生活もとても重要ですから、介護だけの人生にしてはいけません。 同居にもデメリットがあ…

地位財から非地位財へ焦点が移る

周囲との比較で満足を得るもの、具体的には所得や貯蓄、役職などの社会的地位、家や車などを「地位財」 他人との相対比較とは関係なく幸せが得られるもの、健康、自由、愛情などを「非地位財」とよぶのだそうです。 そして地位財の幸福は長続きしないのにた…

松茸と八海山の贅沢ペアリング体験会

酷暑も落ち着いてきたこの頃、もう松茸の季節ですよね。 いつも値段だけ見て買うことはありません。機会があれば外食でちょっと味うわうぐらいです。 今年は八海山酒造さんのペアリング体験会に参加して、日本橋OIKAWAさんのデモンストレーションのもと美味…

離れて暮らす親のためにすぐやろう、減災アクション‼︎

そのうち、そのうちと日々の生活に流され準備しないまま災害はやってきます。 これまで何度か書いてますが、私の宮城県の実家は東日本大震災で被災し4日間両親の生死がわかりませんでした。 kaigo-mind.hateblo.jp 停電で電話は繋がらない。 使わないからと…

敬老お祝い金の受け取りだけでも一苦労

施設入所の母にも敬老お祝い金を受け取る権利がありますが、自宅にはいない、私も常時いないとなるとどうやって受け取るか?となります。 ちょうど帰宅した翌日、町会の区長さんより電話があり「のぞみさんいついる?お母さんの施設の事務所で受領印もらうよ…

過剰なサービス⁉︎吃饱了(お腹いっぱい)

先日新しくできた中華レストランで店頭のメニューを見るとあっさりしたお粥があり、あまり胃の調子が良くないのでそれを注文しようと入りました。 席に通されると注文システムの説明があり、オープニング記念でセットメニューしかない、しかもワンコイン、さ…

機能性ディスペプシアってそんなによくあるの⁇

去年からみぞおちの痛みで食べたくても食べられず激ヤセしてしまいました。 ダイエットしている人からは「羨ましい」などと言われましたが、痛みは辛く美味しそうなものが受け付けられないのは本当に苦しいのです。 何度か検査をしてみましたが特になにも見…

認知症患者のオーラルケア

認知症になるとこれまでできたことができなくなります。 考えなくてもできていた、転んだら手をついて起き上がる、トイレで用を足す、顔を洗って髪を梳かす、歯を磨くなど。 なぜ介助が必要かというと身体が不自由というより、身体の使い方を忘れてしまって…

噛めなくなっても味わえる

介護生活が始まり歯を失っていくと食べる楽しみもなくなります。 数年前、そんな人々のために工夫された食材の試食会に参加しました。 当時、よく通っていたケアラーズカフェにメーカーさんがサンプルを持ち込み調理までしてくれて皆んなで試食しました。 今…

いつでもスタンバイ

遠距離介護をしているので基本的に2拠点居住です。 実家には生活用品その他揃っていますが、自分だけしか使わない化粧品、衣類、常備薬、介護や税務の書類や鍵などいつでも出掛けられるようにスタンバイしています。 着替えを置きっぱなしにしていてもいいの…