なにげにツィートしたらやたらリツイートされて驚いたのですが、胃瘻にしても自分の唾液で誤嚥性肺炎を起こすって知られていないんですね。
実は私も身内が胃瘻にしたからこそ体験したことで、普通は知らないままでしょう。
胃瘻は口から食べられなくなっても生きられる延命治療のひとつですが、誤嚥性肺炎や真菌性肺炎、MRSAという院内感染など数えきれないほどの様々な疾病も併発します。
そこまで説明されないのか、されても聞き漏らしてしまうのか現実はそうなんですよ。
1〜3時間おきに痰の吸引をしてくれますが、これがまた苦しそうなんですね。
鼻からでも口からでも40㌢ぐらいの管を入れられたらおえっとなりますよ。上手なナースもいますが、そういう人に当たるかどうかはわかりません。
寝たきりで意識もなく、どんどん栄養を送り込まれて自分の意思を表すこともできない。でも痛みは感じる。
どんな姿でも生きていてほしいと願う家族の気持ちも理解できますよ。
私の身内も介護施設からターミナルケア病棟へ移りましたが胃瘻で入れる施設も病院もそうそう空きはありません。
紹介されても面接があり、すぐ入れるかどうか返事待ちでした(要は支払い能力その他を審査するのです)
施設の退所は個室を原状回復して戻す(賃貸マンションと同じ。入居の権利を購入したはずなのになんで⁇)私物の家具などの引越し費用等、頭で考えるよりも様々な出費があります。
今はあまり胃瘻を勧めないそうですが、参考までに書いておきます。