薬学部ボランティア
今年も共用試験(患者様への応対技能テスト)のボランティアで薬学部生さん相手に患者さんの演技をすることになりました。3年目ですしこれまでの台本をなんども読み込んでいますからそれほど緊張はしません。
今年はドラッグストアと調剤薬局にきた患者さん役で去年までの入院や在宅の場面と設定が異なります。ドラッグストアであってもきちんと薬の説明をし注意事項(眠くなる成分があれば運転や機械操作を避ける)や添付説明書を読むように伝えなければなりません。
持ち時間はひとり5分で確認事項が10あるとしたら学生さんもカウントしながらですから緊張していると全部飛んでしまうケースもあります。このロールプレイング練習をなんども繰り返すしかありません。テスト本番は12月1日と決まっています。まだ余裕があるように思えますが金髪の子はせめてブラウンや黒に染める、ロングなら結ぶ、ネイルやピアスもできないしきれいな白衣(実習で血液がついたのを着ていた学生さんもいた笑)黒スラックス、顔写真入りのネームタグ、歩きやすい靴など身だしなみも評価されますから準備することは山ほどあります。医療職としての矜持も問われるわけですね。
まだ若い彼らに歳をとると説明がよく聞き取れない理解できないなどわからないでしょう。たくさん練習をして患者さんの背景を想像できる薬剤師さんになってほしいな。私も微力ながらお手伝いさせていただきます。