のぞみのデュアルライフ(遠距離介護とゴミ屋敷問題)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

仏教と私

遺体ホテル 多死社会の現実

都市部では葬儀待ちのご遺体の安置所が不足しています。 集合住宅が多いでしょうから、病院から寝かせたままで搬送し納棺するスペースはないでしょう。 棺はエレベーターに入りません。 だから病院や施設で亡くなると自宅へ戻らず直葬するケースが殆どなんで…

実親だから介護できるとは限らない

同居や通いで親の介護をしている人を「偉いわね〜、よかったわね○○さん(親の名前)」というのは取り敢えずの社交辞令ですからね、本気にしないほうがいいですよ。 私だっていいますもん(笑) それぞれのケアラー(介護者)の抱える闇が案外深くて、ちょっと喋…

法事続きで段取りに忙殺される

今回は母の四十九日と父の一周忌法要、母の納骨などの打ち合わせのためだけに帰省です。 まず親戚、地域の方々の出欠確認です。ご近所は案内文持参で一軒ずつ訪問してお伺いします。 不在またはご家族だけのときは、あとから電話で確認します。 田舎で高齢者…

コーヒーの解禁は母の葬儀だった

2ヶ月半ほどコーヒー断ちしてみて、実はただの習慣で飲んでいただけなのがわかりました。 代わりに温かい紅茶を飲むようにして、胃腸を冷やさないように養生していました。 ストレスでみぞおちが痛む機能性ディスペプシアになったこともあり、刺激の強いもの…

葬儀界の花ビジネス

父の一周忌と母の阿経忌が同日なので、近所のお花屋さんでアレンジメントを作ってもらいました。 PCスクールの先生のお宅のアレンジメントが綺麗で「どちらで作ってもらったのですか?」と聞いて紹介されたお花屋さんです。 いつも季節の花を絶やさず、宣伝…

今は火葬場もウェブ予約

葬儀場の空き状況も大事ですが友引に葬儀はしませんし、希望日に浄斎場(火葬場)も空いていなければいつまでも日にちが決められません。 空いている日に入れるよりないのです。 母のときは友引を挟んでいたのと、既に予約でいっぱいで亡くなって1週間ほど後の…

葬儀そのものより大変なこと

今は病院で亡くなっても家に戻らず葬祭会館などに直葬するケースが多いでしょうね。 うちは地方の田舎なので、まずはご遺体と一緒に家に戻り、祭壇をしつらえて僧侶に枕経を上げてもらいそれから葬儀の打ち合わせです。 何人列席するかによりホールの広さと…

地域に必要な冠婚葬祭ご意見番

突然の不幸で悲しむよりも葬儀の煩雑さで消耗してしまうのが現実です。 不安定な精神状態で大事なものごとを判断するのは難しく、葬儀のランクや戒名代など日頃なら選ばないようなものを選択してしまったりします。 冷静じゃないんですからそうなりますよね…

納棺師の神業

母の納棺に若くて可愛らしい女子がやってきました。 重いメイクボックスを携えて、とてもきちんとした対応でした。 湯灌からメイクまでそばで仕事を見せてもらい、どうやって勉強するのか?など質問すると 「学校などがあるわけではないので、師匠に弟子入り…

1年に2つ葬儀を出すとは夢にも思わなかった

10年も介護を頑張ったじゃないかと自分で自分をねぎらうも遠い昔の嫌な記憶が蘇ってきたり、私のことがわからなくなった母でも、もうお世話できなくなる寂しさもあり複雑でした。 父の葬儀から1年経たずにこの日がくるなんて思いもよりませんでした。 母は施…

いずれ行く道、いつか来た道

強情で柔軟性のない高齢者に接したとき、なんともいえない悲しい気持ちになります。 いずれ自分も行く道だろうに。 過去の成功体験に固執して今に合わせようとしない。 昔はこうじゃなかった、前はもっと良かったのに。 どんどん時代に取り残されているのに…

終末期医療と施設の退所届け

母は入院先で最期を迎えるだろうことを主治医が判断し担当ナースより連絡をもらいました。 県外に暮らしていて、それでも月に2、3回面会に来る私にナースステーションの皆さんが気づかいしてくれて、施設のお部屋キープ代もかかりますよね?先生に訊ねてみた…

そうまでして承認欲求を満たしたいのか

ある日、介護施設にいる親族の面会に行きました。 入所している方のお子さん達がみな揃っていました。 それぞれいい中年で独立した家庭を築いています。 その中の1人の男性(入所者さんの長男)が私たちの前でパフォーマンスを始めました。 (その施設は共有ダ…

没办法 (しょうがないよね)

mei ban fa 中国語でしかたないよね、という意味だそうです。 自分のなかで上手く折り合いをつけたいときに使うといいかもしれません。 なんでも願う通りにはなりませんからね。 致し方のないこと、環境、いくらでもあります。 人間の意図でどうにもならない…

不足を数えたらきりがない

もっとこうならいいのに。あの人はいいなぁ。 比べても仕方のないことを比べて羨んでしまいます。 じゃあ自分にはなにもないのかというとそうではなくて、すでにあるものには気づきにくいだけなんですね。 私は遠距離介護をしていて、常に気力体力の削がれる…

初盆の支度で右往左往

去年まではおおよそのことは父に任せていましたからね。 また今年も同じようにお願いしておけば、私は仏壇周りの掃除やお盆あとの片付けぐらいすればいいやと踏んでいました。 しかし現実は違いました。 その父がもういないのですから、叔母に手伝ってもらい…

晴耕雨読の日々

地方の田舎だと日々なにかしら家の用事に時間がかかります。 まぁやってもやらなくてもいいんですがね。 雑草が伸びてきたな、じゃむしるか。 庭木がぴょんぴょん伸びてきたら剪定を。 こないだの土砂降りで網戸やガラスが泥だらけだから拭かなきゃ。 そろそ…

話す(放す)ことを侮るなかれ

こんなこと人に話してもわかってもらえないし。 同じ境遇の人にしか共感されないし喋るだけ無駄。 変な人と思われるのもやだし。 あるあるですよね。私もそうです。 しかし非常にプライベートなことを打ち明けられる相手がいるいないは死活問題ともいえます…

無心・無我の境地になれるもの、それは庭仕事 身动心静

寺院でのお務めを作務といったりします。 そのなかには掃除や食事の支度、農作業など坐禅を組んでお経を読む以外の家事も含まれます。 坐禅会によく参加しますが常に邪念・雑念だらけで、もし参加しなかったら自分の舵取りすら危うかったかもしれないと行く…

あの世の父から使者が遣わされた

実家のピアノ教室は、小学生時代からの友人が講師として束ねてくれています。 なんという偶然と幸運‼︎ 生徒さんの指導や保護者さんとの対応以外に私の実家の雑用までしてもらっています。 私が不在のある日、以前シルバーセンター経由で雪掻きをお願いしてい…

この感覚は私だけなの?

父がいなくなっても悲しさは殆どなくて、姿は見えないけれどいつも一緒にいる感覚なのです。 人に話すと驚かれるのですがこれはどういうことなのでしょうか。 もうこの世での互いの役割は済んだということなのか、だいたいの考え方は把握しているからなのか…

自分の価値を確かめられる回線

自分の価値を確かめられる回線が複数あるといいですよね。 一つのコミュニティや居場所しかないと、そこでの評価が自分のすべてと思い込んでしまいますから。 実際ゆるくいくつもの居場所に救われることが多いものです。 私は現役の認知症ケアラー(介護者)で…

初発心起これば必ず正覚行ず

しょほっしんおこればかならずしょうがくぎょうず ゆるく7年ほど通っていますが、昨年からのバタバタで参加できず久しぶりの坐禅会でした。 本堂がリフォームされてから初めてで、いい木の香りがしました。 入り口で久々にご住職にご挨拶すると「痩せました…

結果に囚われず今に集中する

いつもシナジーヨガのレッスン前に先生が声がけしてくださいます。 きるできないに関わらず難しいアーサナにトライするヨガだけでなく、日常生活の中でも活きる考え方だと思います。 日ごろ常に損得基準で考え、できるだけ余計な手間をかけず最短距離で目的…

故人とは古い友達

日本語で「故人」とは亡くなった方をさしますが、中国語ではなんと長い間会っていない友人のことも含めるそうです。 えええっ‼︎ じゃ、あの人やこの人も亡くなった祖父母も故人なんだ⁉︎ 似ている言葉、同じ意味の使い方が様々ありますがこれは驚きでした。 …

些細なことで突っかかる人

こだわりや地雷の多い人は生きづらそうです。 そんなどうでもいいことに囚われていたら前に進めないでしょう、というところでいつまでも足踏みしています。 その人にすれば一大事なんでしょうけれど本当に大事なことに行き着く前に息切れします。 私の母がそ…

遺影を飾るだけで一苦労

父の遺影をずっとスタンドに立てかけていましたが、お彼岸だし重い腰をあげてなげしに飾ることにしました。 曽祖母の代から飾っていたのですが、額縁に金具をつけて紐を通し額縁受けで写真を支える作業が思いのほか手間でした。 なにごともやってみて初めて…

葬儀代以外の費用に関して

すでに墓石があるので新しい戒名を刻むだけで済むのですが、刻むのと納骨でお墓を開けてもらうので40000円+税。 位牌は素材によって金額が異なりますが祖父のと同じ黒檀のにしたので21000円税込(戒名はレーザーで掘ります) もし墓地や仏壇がなかったら敷地…

是非経験してほしい湯灌(ゆかん)

故人の湯灌(ゆかん)経験のある方はどのぐらいいるんでしょうか。 私はなんどかその場に立ち会って旅立ちのお手伝いをしました。 地方だからか身内だからかわかりませんが、都会では風習そのものがないところもあるようですね。 魂の抜けたご遺体を綺麗に洗っ…

介護と自由のさじ加減

たまたまテレビで認知症カフェの特集をしていたのですが、昔はこんな場はありませんでした。 介護は家族で、しかも長男のお嫁さんが耐え忍んでやるというものでした。そして文句をいってはならないという不文律。 母も例外なくその一人で、自分の両親と義両…