のぞみのデュアルライフ(遠距離介護とゴミ屋敷問題)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

仏教と私

仏事はダレ得

急に本家の家督を継いだため、檀家寺院とのつきあい方も引き継ぎせず喪主や施主を引き受けることになりました。 慣れた人ならとうに知っていることも、私としてはそんな細かいしきたり聞いてないし‼︎ということばかり。 檀家総出のお墓掃除ぐらいしか知らな…

左遷されたから詩が詠めたのね

現代まで親しまれている漢詩の詩人の多くはもと役人だった方が多いようですね。 当時は科挙試験に合格して官吏に登用されるという仕組みでした。 今のキャリア官僚試験のようなものでしょうか。 しかし時代の変化の中で有能な官僚でも突如地方へ左遷され、そ…

気軽なお墓まいりで母との約束を果たす

元気な頃の母は自分の両親が眠る菩提寺のお墓まいりをしてほしいと話していました。 母が介護生活になるかなり前のことを私は覚えていました。 自分のことも実家のこともわからなくなり最終的にどんな気持ちだったか推測するよりないのですが、実家の弟夫婦…

住職の言葉に撃沈 4人当たり年って‼︎

無事にお盆の棚経(檀家住職による自宅での読経)が済んでほっとしていたら、帰りがけ住職に 「お父さんお母さんが続けて大変でしたね。確か今年4人当たり年だったようですね」 と一撃をくらいました。 ちょっと待って、今年は父の三回忌と母の一周忌という認…

棚経が13日っていつ決まったのよ

檀家寺院の住職がお盆の読経(棚経)に一軒ずつ回ります。 2年前まで父に任せきりでしたからお盆のなんにちに来るのかぼんやりしか知りませんでした。 13か14かう〜ん、どっちだっけ? じゃ迎え火はいつだろう準備しなきゃ。 というわけで突如すべての支度を任…

父がケアマネの夢枕に立った

父が母のケアマネージャーの夢枕に立ったと叔母から聞きました。 なにか伝えたいことがあったのかしら? とても穏やかで満足そうな様子だったらしく、自分亡きあと母の手続きを頑張ってくれたお礼をいいたかったのでしょうかね。 ケアマネさんは父の菩提寺を…

リビング仏壇

幼少から実家に仏壇があるのをなんの疑問も持たずにいました。 会ったことのないご先祖様がなかにいるらしいと思っていました。 祖母がご飯やお水やお供えをあげていました。 増築にともない仏壇も移動することになりました。 檀家寺院の僧侶が性根抜きをし…

小遣い稼ぎで声を掛けてくる高齢者

2拠点暮らしとはいえ首都圏に軸足があり、広い庭を常に綺麗に保つ労力はおどげでない(とても大変)のです。 強風の翌日や秋は落ち葉で側溝を詰まらせないか、伸びた枝が電線・電話線に触れてご近所に迷惑をかけないか離れた実家がいつも頭をもたげてきます。 …

すべてを活かしきるなんて無理

頭がはっきりしているうちに身じまいしたいと考えています。 なぜなら親が溜め込むだけ溜め込んだ魔窟のようなゴミ屋敷の片付けに4年もかかり、手つかずの所有地を処分して空き家の解体までして消耗しきったからです。 そこまでしてもなお実家の管理に毎月通…

揉め事がないのが一番

誰とでも仲良くなんて無理ですが、人間関係の揉め事のないのが一番心が安定します。 周囲と調和が取れているということですね。 しかし選挙時期だけ近寄ってくる人とか、さっさと用事を済ませたい買い物の途中で話しかけてくる人とか避けたい人っているもの…

庭仕事の極意に近づく

父から突如庭仕事を引き継ぎ去年は大変でした。 こんなことなら教わっておけばよかったなぁなんて思っても、遠距離介護しながら樹木の手入れまでやれませんでした。 さほど大きくない藤の蔓がくせ者で、花が終わったあたりからどんどん剪定していかないとあ…

新幹線では多様な人と隣り合わせる

いつも停車駅が3つだけのこまちに乗ることにしています。 乗車時間はなるべく短いほうが楽ですから。 八重洲の大丸でお気に入りのお弁当を買って大宮過ぎたあたりで食べ始めてひと眠りするともう仙台です。 先日、大宮すぎてかなり経過してから高齢のご婦人…

居場所は複数あるのがいい

居場所が1つしかないと行き詰まりますよね。 それを安心と捉える人もいるでしょうけれど私は辛くなります。 サードプレイスなんてこじゃれたいい方じゃなくても、家庭と職場(学校)以外のまったく異なる居場所があれば気持ちも楽になれると思います。 同じ場…

新天地でのお喋りは場を読んで

実家近くの地主さんが数年前に土地を売却し、戸建住宅が何棟か建ちました。 いちおう同じ町会ということになりますが、地区の防災訓練などに参加する人は少ないのが現状です。 隣近所のおつきあいよりプライベートを大事にしたいといういまどきの考え方でし…

タイミングの良さは恵まれた環境のおかげ

介護卒業後もこれまでと同じペースで帰省しています。 ピアノ教室の大家さんをしていますし教室や駐車場に加え田舎の広い庭の管理は思いのほか重労働です。 今月も母の相続手続きで司法書士事務所へ行き、税理士さんが1日に2度も訪問してくれたり、合間にピ…

不仲な親と和解した瞬間

村上春樹氏が幼少期を綴った雑誌が発売されていますが、そのなかでお父様との回想シーンがあります。 私はハルキストではありませんが、どんな幼少時代を送りなぜ父親と絶縁状態になったのか興味があり読んでみました。 戦争によって志半ばで夢を諦めざるを…

母の席に違う方が座っていた

母がお世話になっていた施設へご挨拶に伺いました。 あまりに急なお別れで仲良しの職員さんや事務さんにも退所の挨拶ができていませんでした。 受け付けで菓子折りを渡してから母のいたユニットへ向かうと、いつも母が座っていた場所はすでに別の利用者さん…

ここではないどこかに心地よさがあるだろうという淡い期待

地方の田舎育ちですから都会に出ればこれまでと違う人間関係や生活があるんじゃないか、と若かりし頃思っていました。 まぁどこに行っても詮索好きで過干渉な人がいるもので、都会だとその頻度が低いというだけです。 しかし地方だとどこにも逃げ場がなくて…

終活年賀状

前倒しの身じまいはもちろん年賀状も含まれます。 この数年めっきり出すことも出す意欲もありませんから、ズルズル付き合いで書くのはもうやめようと思っています。 ちょうど2年連続で不幸があり喪中ハガキを出したのを区切りにやめる決断をしました。 親戚…

失って初めて気づく当たり前じゃない普通

母の介護が始まるまで自分も家族も健康なことが当たり前で感謝するなどほぼありませんでした。 だから些細なことで不満を感じ思い通りにならならいことに苛立っていました。 しかし母が認知症を発症しこれまでできていたことが介助なしでできなくなったこと…

病気だからこうなったのか、こうだから病気になったのか

実家は足の踏み場もないゴミ屋敷でした。 ほとんどがもう役目を終えた、もしくは使うタイミングを逃したものばかりで、使えるかもしれないなどと取っておくことが更なる魔窟を生み出す引き金になっていました。 地域のバザーで食器洗剤の詰め替えやその他も…

平成最後の日にお墓まいり

元号改正を狙ったわけじゃないんですがね、気掛かりを少しでも減らしておきたい気持ちはいつもあります。 平成最後の日、しばらくお参りに行けていなかった尼崎のお墓に行きました。 阪急園田駅からほど近いその墓地は公営で様々な宗派のお墓が入り混じって…

認知症の親に手を上げたくなったらどうする

認知症の初期段階はふつうと変わらず、たまに物忘れや同じ質問をなんどもしたり鬱陶しいていどです。 歳を重ねれば誰だってそうなるんだしあまり気にしてもね、なんて放置してたらまさかの認知症だった。なんてよくあるパターンです。 初期は本人も病識があ…

昔の勤務先を言わずに人付き合いできますか

よく初めましての集まりに行くと、聞かれる前から昔の勤務先や出身大学を名乗る人がいます。ほとんどが中高年の男性です。 あれ、無自覚なんでしょうね。 というよりそういうコミュニティにしか身を置いてないんでしょうね。 リタイアしたらもう関係ないじゃ…

気分が安定しているとメリットがたくさん

不機嫌や苛立ちはすぐ相手に伝わってしまいます。 時間に追われゆとりなく暮らしていれば待たされることが許せなくなります。 私のことなんですがね。 なにか手続きするのも介護者というのは並行でさまざまな窓口へいくことが多いですから、一箇所で意味なく…

施設入所は見捨てたのとは違うよ

在宅でつきっきりでお世話することを介護だと勘違いまたは思い違いしている人が多々います。 特に年配のケアラー(介護者)に。 介護者だってふつうの人ですから自分の用事や仕事、通院、趣味や気晴らしがあります。 それらをすべて控えて介護だけに専念するな…

納棺されたご遺体の耳は聞こえてると思う

逮夜(たいや)とか夜伽(よとぎ)などといって納棺されたご遺体と葬儀までのわずかな時間を一緒に過ごす機会があります。 私は両親のときそれぞれ何年かぶりで添い寝しました。 本当に良い経験をさせてもらいました。 隣で眠る父も母もひとことも話してくれませ…

立ち居振る舞いと心情はリンクする

穏やかな立ち居振る舞いができているときはおそらく心も落ち着いているでしょう。 苛立ったり怒り心頭だったりするときに乱暴にドアを閉めたりモノに当たったりする経験は誰しもあるはずです。 立ち居振る舞いはそのときの心のあり方を反映しています。 私は…

檀家さんの気づかいとご先祖様との一体感

実家は臨済宗寺院の檀家で先祖代々が祀られています。 よそのお宅のお参りをしたときささやかな供物やお花をあげるのですが、誰がきたのかわかるよう名刺や名前のハンコを押したカードを置いていく習わしがあります。 今回のお彼岸も私より先に檀家仲間のMさ…

車内誌を見て閃いたから弾丸トラベル

JR東日本の新幹線を利用する方なら誰でも知っているトランヴェールという車内誌が座席の背中に入ってます。 毎月新幹線で介護帰省するようになって以来、その月の特集をパラパラめくっては旅行に出掛ける心のゆとりなんかないなぁと冷めた感覚で眺めていまし…