機嫌がいいと人助けできる
炎天下のある日、道すがら高齢男性に「〇〇整形外科はどこですか⁇」と訊ねられました。きたきた〜、いつもの道聞かれ顔の引き寄せですね。10年ほど前に車できたことがあるけれどバス停から歩いてわからなくなったと。
診察券を見せてもらうと道を挟んで逆方向でした。10年たてば詳しくもない土地の病院の場所など忘れてしまいます。聞けば90歳で免許返納し3年前に脳梗塞で奥様に先立たれたとのこと。父が生きていれば同い年ですね。昔はカーキチ(車好き)だったんですよ〜などお喋りしGoogleマップと近所の人に助けられながら目当ての病院までお連れしました。
受け付けで問診票を書くまで待っていて「この暑さですから帰りはお金がかかってもタクシー呼んでくださいね」と念押しして失礼しました。私に声をかけて運のいい方です。途中「時間はいいんですか⁇」と聞かれましたが焙煎屋さんのオープンまでウォーキングの途中だったんですよ。しかし通院付き添いのヘルパーさんとか契約してないのかな。自分がなにで困るとかもう対応できなくなってくるのも親の介護の経験上わかります。もしかしたら介護保険も利用してないのかも。
もうすぐお彼岸と命日が近いことを父が姿を変えて知らせにきたようです。