のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

仏壇をまかされるということ

私のやくわり

幼少からなんとなく本家の家督という立ち位置で育てられ現在に至ります。ひとりっ子でも長女でもないんですがね。いずれは婿養子を取って家を継いでほしいというのが長男だった父の願いでした。そんな思い通りになると本気で思ってたんでしょうか(笑)ようは自分の受け取ったバトンを誰かに渡したかったんでしょうね。地方の田舎あるあるです。

 

都会に出ていった父のきょうだいたちは自由を謳歌しているように見えました。なんの責任もなく都合のいい時だけ親の様子を見にきて、接待する母の気苦労に想像力すら働かないような人たちでした。その愚痴を聞かされる私のことなど考えも及ばないでしょう。なんだか面倒なことばかりで家族とか家庭というものに良い印象がないですね。もちろんうまくいっているおうちもあるとは思いますが。

 

遠距離介護のすえ両親を見送り今は仏壇とお墓をまかされ結局は父の願いが叶ったかっこうになりました。あれこれ口出しする人間もおらずむしろ気楽にやらせてもらっています。実家滞在中は1日のはじまりにお焼香し周囲に恵まれ日々無事暮らせていることなど言葉にして感謝を伝えています。

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いろいろあっても母の苦労が身を結んだ形ですね。あれはここにつながっていたのかと思うような穏やかな日々を送れています。