そっと案じてくれる存在
本家の家督としてお盆と春秋のお彼岸は新幹線でお墓参りにいきます。とはいえ実家との2拠点暮らしですから生活のいちぶになっています。うちに立ち寄ることなくひっそりお花やお供えをあげてくれた方には(名刺などおいてくれる)お礼の連絡を入れます。
車内ランチを楽しみにしています↓↓↓
今回は父のいとこ(祖母の妹の娘)がきてくれていました。4年前に別の親戚の法事で会ったきりで声は元気でも高齢です。幼少のころはうちによく遊びにきたり母の産休あけで預け先のなかった私をみてくれたりしたそうです。晩年の母はそのお礼ができずにいて後悔していたようです。
それというのも私が生まれて少ししてから祖母(父の母)が自分の母親をつれて狭い我が家にやってきて同居することになり母曰く「生活できないから子守りにきた」という説明でした。祖父とのあいだになにがあったんでしょう⁇
せっかく探したベビーシッターさんを断り祖母に私を任せると今度は曽祖母が認知症になり布団に寝タバコで穴を開けたり大変だったと聞かされました。生活のため仕事もやめられず乳幼児を抱えて休まる家もなく愚痴もこぼしたくなりますね。そのせいか私は家庭というものの捉え方がねじくれているかもしれません。
今となっては半世紀も前のおはなしで苦労すれば実りがあると信じられていた時代です。そうじゃないことに気づく人がふえて生き方が変わってきてるのでしょうね。いずれにせよ私は多くの人に大事にされて育ったことに感謝しています。