40代、未婚、ひとりっ子、高齢親と同居という知人がお焼香に来てくれて、それはそれで有難いのだけど疲労困憊の私はまともな対応ができません。
そもそも母とは殆ど面識もなく、私とも親しいわけでもなく共通の話題もありません。
溜まりに溜まった事務処理や、葬儀社さんや寺院との打ち合わせ、終わったばかりの父の相続の報酬支払い、金融機関への届け出や動いてくれない保険屋さんとのやり取りをない時間を割いてやっているのに、いつまでも引き取ろうとしてくれず困りました。
要はいずれ自分も1人で2人の親をみなければならないから要点をうまいこと聞きたいというのが見え見えなんですね。
自分の情報開示もせず、都合のいいところだけお手軽に仕入れて帰りたいということでしょう。
本人は無自覚かもしれませんがすぐわかりますよ。
話の接ぎ穂がないのにいっこうに帰る気配がなく、自分が感じている不安を正直に話すでもなくいつまでもいられてもね。
なにか参考になれれば、と社交辞令でいいましたが本音を喋らない人に対応する気はありません。
つかそもそも私を励ますために来たんじゃないの?
聞きたいことがあるなら単刀直入に訊ねればいいだけで
「独り身で高齢の両親を見ていく自信がないら、今のうちにできることを相談したい」
とでもいえばいいのに。