地方にいる年老いた親の介護のためUターンするのは考えたほうがいいですよ。
私のような遠距離介護を推奨しているわけではなく、程よい距離感やケアラー(介護者)自身の生活もとても重要ですから、介護だけの人生にしてはいけません。
同居にもデメリットがあって家が広ければいいですが、けっこう居場所や息抜きの場がなかったりするんですよ。
都会と違ってすぐ立ち寄れるカフェや娯楽施設もなく、どこへ行っても知り合いばかりで息が詰まるかもしれません。
ほおっておいてくれる空間がないと辛くなるでしょう(ヒトリスキーの私は確実に頭がおかしくなります)
それと介護保険サービスも子世帯同居だと使えないものもあります(詳細はぐぐってね)
え、なぜ?
と思いますが、基本高齢者のみまたは独居の人を対象に考えられたものなので、原則同居家族がいる場合はその人たちがするということになります。
わざわざ世帯分離してるお宅もありますよ。
自治体によっても異なるので、安易に決断せずまずは調べましょう。といっても緊急事態の場合はある程度見切り発車ですが。
すべてに満足な介護環境はなく、うまくいっている人をつい羨ましく思ってしまいがちですが、人それぞれですから地域で協力してくれる人を根気よく探り当てましょう。
費用の話も早めに切り出して、ここまでならいいけどこれ以上は負担だからと明確にしておきましょう。
無理しなくていいんです。
使える制度、それに該当するのか、手続きは?
もうそれだけで疲労困憊ですから、やれることを誠実にやりましょう。
自分の健康や家庭を犠牲にせずに。
介護卒業後も人生はまだまだ続きますよ。
永遠に介護するわけではありません。(私のように10年もやっていると本当にゴールはあるのか⁇と疑いたくもなりますが)