介護者の居場所
片道400km母の介護にかよっていたころ多忙と更年期と疲労で自分の辛さをはなせる場もなく介護者の居場所ってないなぁと思っていました。当時はケアラーなんて言葉も認知されておらずかといってだれかれに喋るとすぐ噂になり損な役回りでしかなかったのです。
自分もそうなるかもしれないから「参考にさせてもらうね」という人ばかりじゃないうえ「ああなりたくないわね」などと陰口を叩く人までいて介護している私が嗤われているような気持ちになっていました。いずれブーメランだとあとで気づきますがね。
10年ほどかようケアラーズカフェが改装するためクラファンしておりささやかな協力をさせていただきました。目標額までまだ到達しないけれどたしにはなるでしょう。介護を卒業し2月に久しぶりに訪れると当時と変わらないメンバーと元気に再会できて嬉しかったですね。おつれあいを見送った方も立ち寄れる貴重な居場所になっていました。
その日は気づきませんでしたがオーナーさんがMCI(軽度認知症)と診断されて心配しています。しかしご子息が後任として育っているのでこの場所はあり続けるでしょう。興味のある方はこちらから↓