母が好きだったアツモリソウ
幼少のころ実家の庭にアツモリソウを移植したのですがいつのまにが見なくなりました。高山植物ですからどこの土でもあうわけじゃないんですね。いつかまた見たいと思いながらも群生する礼文島は遠すぎると探していたら富士見町に咲いているとわかりました。ゴンドラで山まで連れて行ってくれるのですからこれは楽ちん‼︎
当日は土砂降りからの快晴で湿度は低く風も涼しく最高の天気でした。こんなについてていいのか⁇と思うほど恵まれていました。現地のガイドさんはブラック企業で心身ともにおかしくなり移住した富士見町で回復しもっと多くの人にきてほしいと語っていました。もちろんいいことばかりじゃないですが都会で辛い人はいちどきてみたらいいですね。春蝉と蛙と鶯の大合唱が迎えてくれます。
新宿からバスで3時間ほどで富士見パノラマリゾートに到着しゴンドラで山頂までのぼり入笠湿原をハイキングしながら草花観察をしました。健脚の私でもちょっと疲れたのでひごろ歩き慣れていない人はきついかもしれません。
原種のクリンソウはピンクだとか豆知識をガイドさんに教わり希少なアツモリソウが少しだけ咲くエリアを紹介され「こんなに小さかったっけ⁇」とも思いましたが目的が果たせたので満足です。シニアばかりのバスツアーで好きな野鳥や草花のお喋りで盛り上がりまったく浮くことはなかったですね。
季節によって咲く花が変化していきますから別シーズンまたトライしてみようかな。やっぱり自然に触れると心が生き返りますね。ガイドさんに与論島ツアーにも誘われ楽しみで未来が埋まっていく感覚です。