のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

ピアノ発表会でした

大家さんをしているピアノ教室の発表会でした。

 

日程と会場が分かれているので生徒さん全員の演奏を聴けませんが、ウチで講師を務めてくれている同級生が演奏する日だったので千葉から仙台へ見にいきました。

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みなさんかわいいドレスやネクタイ姿で、おじいちゃんおばあちゃんまで見にきてくれているご家庭もあり、数十年前の自分を思い出しました。

 

去年も驚いたのですが、開場になったら出演者さんもお客様も一緒に入ってリハーサルというものがありません。

 

いきなりの本番‼︎

 

そりゃあこの日を目標に一年かけて練習しているのだから、多少緊張はしても全部忘れるとかはないのでしょう。

 

みんなきちんとプログラム通り楽屋口から袖に入り、お腹の前で手を揃えてお辞儀してから演奏し、終わるとまたお辞儀で〆ます。

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どの子もみんなほぼミスなく演奏を終え、講師の連弾演奏もあり、生徒さんの終わりのことばで閉会しました。

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何十年も前に同じような舞台を経験し、私は祖父が始めた教室の大家さんになりました。

 

系列教室で恐ろしく上手かった同級生は私の教室で指導者として活躍してくれています。

 

いつもいつも自分の運命の不思議さ偶然さに驚くばかりです。

 

時には現実逃避も必要

宮城と千葉のあいだを母の介護で毎月往復しています。月によっては二往復することもあります。

 

一度の滞在は一週間以内にしていますが、滞在中に次々新しい用事がでてきて帰宅しても気が休まりません。

 

地域の行事だったり、ケアマネとの打ち合わせや、役所関連の書類。ついこないだ出したばかりなのにもう?

 

そこへ一日二ヶ所の通院付き添いや、往診の立ち会い、通いのヘルパーさんの対応。

 

母の季節ごとの衣類点検やオムツのまとめ買い、父のお話相手もします。合間に給油や洗車も。

 

田舎の家は広いので、庭や畑仕事もあります。父の熱中症対策に500㍉のペットお茶をダース買いして、毎日忘れず飲むよう繰り返し話します。

 

前はお茶を水筒に入れて持たせていましたが、私の不在時は忘れてしまいます。

 

常に全方位に目配りしている疲れは後からジワジワくるもので、認めたくないストレスは身体の痛みとなって悲鳴をあげ始めました。

 

自分を上手く解放できず、どこかに出掛けてもその時間を楽しめません。頭の片隅にいつも介護があります。

 

6年以上肩甲骨周りが痛むので、楽になりたい一心でかなりのドクターショッピングをしました。原因を取り除かない限りよくなりそうもありません。

 

去年ぐらいから帰省の帰り、温泉や友人のシェアハウスに立ち寄ったり帰宅の前に一呼吸おくようにしました。

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まったく違う環境に身を置くと本当にリフレッシュできました。

 

介護を考えずに済む時間をあえて取る。

 

とても大切なことだと思います。

 

視野狭窄になりがちな私も、立ち位置が変わるだけで他の考えや視点に気づけたりします。

 

 

SNS教習所

必要だと思います。

 

なぜなら使い方がわからないがゆえ、暗黙知のマナー違反に気づかず通報レベルの行為をしてしまっている人を見かけるからです。

 

私も失礼な行いをしているかもしれないので、人のことばかりいえませんが。

 

他人のマナー違反に気づいても、わざわざ注意までしてくれる親切な人は少ないです。

 

だから無自覚に同じミスを繰り返します。

 

特に私ぐらいの中高年層に多いのではないでしょうか。

 

これまで目に余ったのは、リクエスト承認した途端に私の写真だけを勝手になんのコメントもつけずシェアしていたことですかね。二回ありました。

 

どういうつもりかわかりかねます。

 

その行為を注意しても先方は修正方法がわからないので結局放置されてしまいます。

 

当然謝罪などありません。

 

他にも自分のお店のセールスを延々と、とか自分のページへのいいねリクエストとか、気に食わない投稿だから削除しろと恫喝まがいの言いがかりをつけてきたりキリがありません。

 

私の知り合いで教習所を運営されてる方がいるので、そちらで路上講習を受けるのも一案です。

 

炎天下の徘徊に注意

認知症の初期から中期に移行するあたりで、徘徊という周辺症状が現れます。全員ではないですよ、念のため。

 

kaigo-mind.hateblo.jp

 

 

ウチの場合はこの症状にかなり悩まされ、本当に消耗しました。

 

自分の居場所がここじゃないという不安感からか、生まれ育った実家へ帰ろうとしたのか、3km以上離れている高速道路の入り口までフラフラ歩いていきました。しかも35℃近くの猛暑日に。

 

それも一回や二回じゃありません。

 

探すこちらも疲労困憊です。24時間以内に見つけられないと致死率何パーセントとかいわれてますからね、必死です。

 

で、その頃ってまだまだご近所さんに内緒にしていたりするので、探すの手伝ってほしいという簡単な頼み事もできないんですね。

 

正直に話せば案外皆さん協力的で、そのことで不思議な団結が生まれたりもするんですね。だから早めに打ち明けることをオススメします。

 

炎天下で10時間行方不明だった時は流石にもうダメかと思いましたが、知らない方がペットボトルのお茶を母に買い与えてくれていました。

 

首から下げていたキッズ携帯の操作がわからなくて、固定番号にかけてくれた道路工事の作業員さんもいました。

 

多くの人に助けられてきました。

 

家族だけで内緒にしておこうなんて無理です。徘徊する本人を叱責するなど論外です。

 

それでも周囲に話せず協力を仰がず、デイサービスに通うことにも否定的な父に呆れ果て、私の心はどんどん冷めていきました。

 

あなた一人の勝手な思い込みが周囲に迷惑をかけている。本当に母の為を考えてのことじゃなく、自分のつまらないこだわりで症状を悪化させるのをやめてほしい。

 

何度はなして聞かせても腑に落ちないので、事態は益々おかしなことになりました。

母のCT検査

自治体の検診で大腸検査に所見ありで再検査をすることになりました。

 

しかし母に下剤を飲ませ、腸を空っぽにして内視鏡を入れるなど無理です。

 

主治医に相談したところCTスキャンしましょうと提案されました。

 

予約はすぐできたものの送迎付き添い問題が発生します。そのためだけに私が帰省するのも毎回は難しいのです。

 

隣家のお嫁さんがそのクリニックに勤務しています。日頃から父とはよくお喋りしていて、彼女の舅姑とも友人関係であることから、検査日は送迎車を手配してくれました。

 

ここを自分でやります‼︎などと頑張るとまた大変な事になります。ヘルパーさんの送迎介助は別料金です。

 

父もCT検査後に別のクリニックで自分の受診もあります。

 

日頃からきちんと事情を話しておけば周りは助けてくれるものです。

 

それを頑なに拒んで自力でやろうとするから、予約時間に間に合わなかったり自分の通院が疎かになったりするのです。

 

今回うまくいったので、これからもなるべく遠隔操作で動いてもらいます(笑)