のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

地域抱括ケアの実現

毎週末、お泊まり(ショートステイ)を組んでいる母がドクターのいない日に限って発熱したりします。

 

毎回スタッフさんが自宅に連絡くれるのですが、つまり家族にどうすればよいかを訊ねるということですね。

 

常駐ナースにお任せして、ドクターが来たら受診させて下さいと答えるパターンにしています。

 

先週もそんなことがあり連絡を受けた父は動揺せず受け答えし、本来なら帰宅予定の月曜に面会に行きその場でケアマネと相談して延泊に。

 

通いのヘルパーさんにはケアマネ経由でお断りの連絡もしてもらいました。

 

流れがスムーズになってきました。

 

以前ならなにもかも自分一人で引き受けて、結果疲れて大変になるのが常でしたが、回数を重ねてようやく学習したようです。

 

物事をうまく回せるようになりました。

 

頭の固い、思い込みの激しい頑固な高齢者とのやり取りで散々疲弊してきた私ですが、父なりに学習したようで遠距離でもさほどの心配はなくなってきました。

阿修羅像の作者は渡来人

奈良の興福寺にいらっしゃる阿修羅様が好きで、大阪在住の頃はなんどか拝観しに行きました。

 

10年ほど前、興福寺リニューアル資金調達のためかトーハク(東京国立博物館)まで出張されてきて、連日大行列の大変な賑わいだったと報道されていました。

 

私は期間中都合がつかずお会いできませんでしたが、友人に頼んで海洋堂さんの限定フィギュアを手に入れました。

f:id:nozosan-net:20171003181211j:image

失われた腕やドレープの入ったスカート、お洒落なバングルやサンダル、夜会巻きのヘアまで見事に再現されていました。

 

製作者は百済からやってきた仏師将軍万福(しょうぐんまんぷく)らしい?です。

 

今日はトーハクでVRセミナーに参加しました。 

 

左右のお顔が違うことや、正面で合掌している手が実は取り外しできるつくりになっていて彩色したあとでくっつけたらしい、とか展示する際の配置の工夫(強そうな仏像は外側に)など面白いお話が聞けました。

 

テレビプロデューサーの伊藤さん曰く、番組の企画書一枚と同じで、例え見てもらえないものでもきちんと作っているのがカギだそうです。

 

来年は興福寺中金堂落慶式ですし、久しぶりに行ってみようかなぁなんて思いました。

 

 

 

袖の下は相手を選んで

地元の介護者の会を束ねている方に、帰省のたびなにかしらの手土産を渡していました。

 

さほど負担にならないちょっとしたスウィーツとかそんなものでした。

 

私が不在時に親の様子を気にかけてくれていましたし、狭い地域社会では全方位に気配りしながら生きていくのが普通です。

 

ある時、ちょっと小洒落た調味料を差し上げたところ「ぎりすび(仙台弁で袖の下、ワイロ的なもの)は受け取りませんから‼︎」と宣言され、さほどの意味はないだろうけれどすっかり萎えてしまい以後お付き合いはしていません。

 

そんなつもりじゃないんですよ。そういう時は素直に受け取っておくのがスマートですよ。

 

あなたにワイロを送ったところで役に立たないでしょ?

 

なにかしてくれって頼んだわけじゃないでしょ?

 

日頃、自分が気づかないところで親がお世話になっているかもしれないことへの感謝のつもりでした。

 

介護者の会というのは介護初心者にとって初めて門を叩く、どんな人がいるかもわからない場所です。

 

緊張と戸惑いで訪れる人を温かく迎え入れ、不安を取り除くためにこんな方法や場所があるよと教えてあげられる場であってほしいと思っています。

 

けれど地方の田舎の集まりは、検索すればわかるようなことすら知らない、調べようともしない、毎月同じ行事の繰り返しで、誰さんの介護等級はこうであのデイに通っていてなど近況報告及び噂話に終始することが殆どです。

 

介護格差があっても仕方ないですね。

 

制度もスキルもどんどん変化していくのに、ものごとが動いている認識すらない。

 

そんなわけで無用なぎりすびはやめました。

 

グルテンフリー生活だと迂闊にカフェ飯できない

こじゃれたカフェで読書とか勉強とか休憩とかしますが、うっかり空腹時に入ってしまうと食べられるものがありません。

 

最近は胃の具合が良くなくて軽めのデニッシュとか食べていましたが、基本小麦粉でできてきるものは避けています。

 

kaigo-mind.hateblo.jp

 

 

完全に排除は無理なので可能な範囲で、というところでしょうか。

 

街中のオサレなお店では素敵な人々がパスタとか食べてますが私には無理です。

 

昔は自分もそうだったんですよ。もたれる〜でも美味しい〜。パスタのお店でパン食べ放題とかね、平気でやらかしてました。プラス氷入りのアイスコーヒーがぶがぶ。

 

バターたっぷりクロワッサンをさらにジャムたっぷりにしてカフェオレといっしょに。

 

関西生活が長いので、お昼は連日うどんにお稲荷さん。焼き飯、焼きそば、タコ焼きの三点セットは鉄板やん。

 

しかし数年前から周りでグルテンフリーが話題になり長年花粉症に悩んでいたので、取り敢えず理屈うんぬんは置いといてまずやってみよう‼︎とチャレンジしてみました。

 

 

kaigo-mind.hateblo.jp

 

結果お辞儀するだけで涙と鼻水がぼたぼた落ちてきて朝起きると喉も痛かったのに、今は殆ど反応しません。

 

私はそんなに厳しく制限しているわけでもなく、スウィーツも食べるので無理はしていません。

 

たまに食べると体調がおかしくなり、食べたいと思わなくなったので行けるお店が少なくなっただけのことです。

 

 

東北に意識が向かう時間帯

実家のスケジュールと自分のスケジュール。

 

実家のは母の介護関連の面談日や相談、父の通院予約や地域の行事、大家さんをしているピアノ教室の管理など。

 

自分のは習い事、坐禅会、ネイルサロン、鍼灸治療など、できるだけ自分を労わる時間にしています。

 

それでも毎日18時過ぎの父からのメール時間を意識した生活になっているので、どこかへ出掛けても例えば映画館などではこれから電源を切る旨を先に伝えておきます。

 

19時過ぎにメールが入っていないと、例え出先でも生存確認の電話を入れます。

 

うっかり忘れているならいいのですが、倒れていたりなにかが起きている場合もあります。

 

大概は文面を打っている途中だったり、食事の支度をしていたりですが、電話が繋がった時はなんでもない風を装ってついでの雑談をします。

 

メール途中なら雑談と重複していても送ってね、と付け加えておきます。

 

そんなわけで私の18〜19時の時間帯は、意識が東北のほうに向いています。