のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

私の手持ち時間

平均寿命から考えると残り30年あるかどうか。そのうち自力で歩けて行きたい場所へ行けるのはどのぐらいかなぁ…

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と考えたら、もう自由時間はあまりないことに気づきました。

 

まずい。このままじゃあそこへ行きたかった、あの人に会いたかったと死ぬときに後悔しそうだ‼︎

 

信長は人生50年といってたなぁ。いや、そんな野望はないけれど見ておきたかった、やっておきたかったを先延ばしにしたらやらずに終わるでしょう。

 

最期の数年は介護生活になる可能性もあります。人の手を借りた日常生活じゃ、遠くのアクセスの悪い土地に行く意欲自体なくしそうです。

 

やはりタイミングはイマなんだわ・・・

 

思いを新たにした誕生日でした。

片付けに適した季節

3年半かけてゴミ屋敷片付けに通って、ガラクタだらけの室内で動くには適した時期があることに気づきました。

 

それは5月と10月。つまりエアコンなしで過ごせる季節が最適なんです。

 

長い休みを利用して断捨離しようなんて思いがちですが、真夏はクラクラ熱中症寸前で、冬も暖房を使いながらかじかんだ手を使って集中できるのはせいぜい2時間が限度です。

 

程度によりますが、高齢者宅の長年溜め込んだガラクタ処分は本気で消耗するので、軽い気持ちで始めると大変な事になる場合もあります。

 

そして年末年始や年度末などはゴミ回収も混雑していて、処分したくても持ち越してしまう事にもなりかねません。

 

判断を先送りされたモノたちは、生活空間を澱ませていきます。

 

慣れた不便を好む高齢者は不用品につまづいて転倒するなど日常茶飯事です。

 

この連休もし実家に立ち寄るなら、小さな引き出しひとつ片付けるだけがいかに面倒か体感してみて下さい。

 

そうすれば今後の片付け青写真ができるかもしれません。

 

慌てずざっくりな工程表を作って、今回は食器棚だけとか、玄関だけとかポイントを絞ってやっていくといいと思います。

 

ゴミ屋敷と格闘した私からのささやかな提言でした。

病院付き添いのハシゴ

父の言動がおかしくなり、掛かりつけ眼科と脳神経外科を受診してからいったん千葉に戻り、再度仙台入りして物忘れ外来と脳神経外科を受診しました。

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物忘れ外来医は母の主治医でもあり、経緯を話すと「一過性のものと思いますが、万が一という可能性もあるので詳しい検査をしましょう」ということになり検査機関の予約を取り、その足で脳神経外科へ血液検査の結果を聞きに行きました。

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やはり帯状疱疹ウィルスが悪さしていました。

 

この数日は予約待ちのあいだに症状が進んでしまうかもしれないという不安に押しつぶされそうでした。

 

物忘れ外来のドクターは9年に及ぶおつきあいで、両親の様子をよく見てくれているので、変化にすぐ気づいてくれます。

 

健康チェックの機会と捉えてみてはどうでしょう?との提案に私も賛成です。

 

来月の検査予約を取り、結果を聞きにくる流れになりました。

 

私の予定はこのようにして決まっていくのです。

 

前もってこの日はどうしても参加したいものがある、でも通院付き添いやケアマネとの打ち合わせもある、となると自分優先とはいきません。

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帰りのファミレスで天ざるでビールをグビグビ飲む父はやはり妖怪でした。

端午の節句の菖蒲の由来

幼少期の絵本に怖いシリーズがありました。タイトルがなんと「飯食わぬ女房」

 

昔、あるさえない若者のところに絶世の美女がやってきて「あなたの妻にして下さい」と言います。

 

当然舞い上がった彼は二つ返事でオーケーします。美女は食事をまったく取らないのに、働き者で彼によく尽くしてくれました。

 

しばらくして、米びつの中のお米や他の調味料が激減していることに気づきます。

 

ある日出掛けるふりをして、留守中の美女の様子を盗み見してみると、頭の真ん中に大きな口のあるバケモノが、家のお米を何升も炊いた大量のおむすびと大量の味噌汁をガブガブ食べていました。

 

彼はバケモノに気づかれてしまい、菖蒲の咲く原っぱに隠れたところ命拾いしたという結末でした。そこから端午の節句に菖蒲を屋根に飾る風習にどう繋がったんだ⁇

 

それはさておき、つまり上手い話などない、理由もなく美女が迫ってきたらそれは何かカラクリがあるか美人局なのではないかと疑ってかかれ、ということでいいのかしら?

 

 

福岡県田川郡へ行った理由

昨年末急遽出かけたのですが、見える人がいるとの事で紹介されお会いする運びとなりました。

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スピリチュアルに疎い私ですし、何か良からぬ話を聞くのも嫌だなと思いつつ案内されたお宅は敷地内に寺院のような祈祷所があり、平屋のとても大きな住宅でした。

 

最寄りの道の駅までその方の元夫がベンツSLKで迎えにきてくれました。

 

祈祷所で生年月日を紙に記入し「胃と腰に気をつけなさい。この5年に悲しい出来事があるかもしれません」と言われ読経して戴きました。

 

いや、年齢を考えれば誰にでも当てはまるアドバイスでしょうと突っ込みたくなりましたが、それはそれで聞いておくことにしました。

 

敷地を挟んだ向かいの土地には神社を建立中で、俵を咥えたお狐様が並んでいました。なぜ神仏混合?

 

信者さんから身体の不調を治療してほしいと言われ、なんらかの施術をするらしいのですが私は受けませんでした。

 

それは根本治療なの?それともプラシーボなの?

 

その日は田川郡の中華料理店でご馳走になり、千葉にも家があるからそちらでもまた会いましょうね、という話になりました。

 

千葉に戻ってから私の担当カイロドクターに事の顛末を話すとフフッと笑っていました。

 

世の中にはまだまだ知らない人がたくさんいて、自分にはない不思議な能力を持ち合わせている人がいることはわかります。

 

私はその方とその方の元夫に顔相を褒められましたが、果たして私の何が見えたのかはわかりませんでした。

 

浮世と隔絶された世界があることだけはぼんやり理解できました。