のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

猫が苦手な私が猫カフェへ

ツィッターで気になる方をフォローしていたら、こじゃれた猫カフェの運営に携わっているのがわかりました。

 

正直猫は苦手でしたが、数年前から自宅近くでたむろしている猫グループがあまりに可愛らしくて気になっていました。

 

私が介護帰省中に子猫が事故に会い、仲間が「どうしたのかな〜〜?」と心配そうに周りに集まっていたと聞きました。

 

まるで生きているような綺麗なお顔だったという話でした。

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伺ったカフェは、サラリーマンのご主人が集めた猫関連の書籍の販売とカフェスペースがあり、店番は奥様がされていました。

 

綺麗に改装されていて、贅沢な空間に4匹の保護猫がまったり過ごしていました。

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クラウドファンディングに参加されてる方と一緒になり、ご飯をあげられる券で食べてる姿を見ることができました。なんだかすごくついてました。

 

猫の寿命は、環境が良くなったお陰で20年ぐらいだそうです。子猫時代が可愛らしいからと、小さい頃から育てたいニーズが高いそうですが、性格などわからず手に負えなくなるケースもあるのだとか。

 

それと自分の健康寿命や手持ち時間との兼ね合いもありますね。

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犬と同じ7歳からシニアなそうで、性格がわかり少し落ち着ちついてくる時期から飼い始めるのが初心者にはオススメですよ、とこれまた同席のお客様から教わりました。知らないことばかりです。

帰省していると起きるシンクロ二シティ

いいタイミングで久しぶりの人から連絡がくる。

 

母の施設に挨拶に行ったら同級生が働いていた‼︎

 

今朝採れたてだからと筍や山菜や鮎を戴く。

 

今回は区長さんが敬老お祝い金を届けてくれました。「いつまで滞在するの?」玄関先で父と一緒に雑談をする。

 

作為しない。ごく普通に過ごしているだけで誰かが手を差し伸べてくれる。

 

一人ぼっちで悪戦苦闘しながら遠距離介護していたのに、今は周囲が私のために動いてくれる。

 

有難い。ときどき泣きそうになる。

 

雑談や相談できるヘルパーさんにも恵まれている。

 

それでも時折り不平不満のでる私。

 

一番大変だった頃を振り返る。絶望的なぐらい孤独で話せる相手もいなかった。

 

少しずつ自己開示できるようになって、なんとなく周りが気にかけてくれるようになって、時間が取れず連絡できない人が訪問してくれたり不思議なシンクロが起きるようになった。

 

常に同時多発なのでマルチタスクに

今回の帰省で実家のPCのウィルスソフトの更新が迫っていました。

 

サポートに電話しても次々にたらい回し。私は娘で介護で通っていて代理の手続きをしている、と状況を話して遠隔操作で手続きしてもらいました。

 

そこまで行き着くのに30分以上、そこからまた折り返し電話がきて指示され、合間にピアノ教室のブラックボードを書いたり(ウチは大家さんをしています)介護書類の整理や、父の昼食準備、掃除の途中だったりこま切れ時間に複数の用事をこなします。

 

フル稼働です。

 

傍目からはなにをしてるのかわからないかと思いますが、そこへ電気屋さんや包括支援の職員さんの訪問があったり、母の衣替えが途中で放置なんてザラです。

 

毎回、帰省時の用事を紙に書き出して済んだものから消し込みしていきますが、新しい用事が次々に発生します。

 

一つのことに長時間囚われていると、すぐ母がデイサービスから帰る時刻になります。

 

のんびりしていられません。

 

つい普段の生活でもさっさと決めてしまうことが多く、走りながら考える癖がつきました。

 

なので迷うとか躊躇するなどほぼなくなりました。

介護の仕組みごと中国に輸出⁉︎

長く一人っ子政策の続いた中国で、日本より早く高齢化社会が訪れようとしています。

 

  http://college.nikkei.co.jp/article/78532110.html

 

未だ親の面倒は子がみるべきという意識と、介護保険制度が未整備のため、日本式の通所やリハビリ、お泊まりなど浸透しにくいようです。

 

文化が違う

 

そういってしまえばそこまでです。

 

しかし一人っ子同士が結婚して四人の親をどうやってみていくか、真剣に考えなければいけない時期にきています。

 

今、他人事でもいずれ自分ごとになります。

 

経済発展のお陰で大切なものを失ったと捉えるか、経済発展のお陰で家族だけで抱えなくて済む未来がくると捉えるか、立場によりけりですね。

 

親の介護問題は殆ど子世代が働きざかりの頃に直面します。

 

介護離職を防ごうとかもう聞き飽きました。大抵は女性が介護の責任者となるパターンが多いのではないでしょうか。

 

私を含め、好むと好まざると責任者となったケアラー(介護者)の心身ケアにまで言及されることはありません。

 

日本ですら未だこうなのですから、13億人以上の大国でこのことに気づかなければ、大きな損失になるのではないかと思います。

 

心の扱い方。

 

義務感や愛だけでは続きません。

 

ゴールが見えないし、途中で自分が体調を崩すかもしれません。いつも不安と隣り合わせです。

 

ケアラーのそういった部分に共鳴・共感してもらえるような仕組みもあれば虐待や無理心中も防げるし、働きざかりの一人っ子たちも能力を存分に発揮できるのではないでしょうか。

 

 

要支援1の生活援助

帰省中に要支援1を貰った父のための生活援助の契約をしました。

 

私とケアマネで、嫌がる父を説き伏せて漕ぎ着けました。

 

翌日ヘルパーさんにその旨を話すと、私の自治体では要支援1の生活援助は年度内までで切られてしまい、それ以降は統合なんとかという市町村のほうへ移管されるのだとか。

 

知らなかった‼︎

 

なんてギリギリなタイミング。

 

市町村へ移管されたら、この状況での家事援助は受けられません。

 

ヘルパーさんにも「本当に良かった。使わなくてもいいんだから契約しとくと安心よ」といわれました。

 

年度内で仕組みが変わるなんて介護している当事者だって知らないものです。

 

他の用事や自分の生活もありますからね。介護関連の情報収集だけに時間を費やせません。まして親が暮らす自治体の仕組みはニュースで流れてくるものと違ったりします。

 

父が四月に体調を崩してそれがきっかけでMRI MRAを撮影して、介護認定を請求し要支援1を貰い、制度の切り替わる時期を見込んだように様々なことが起きました。

 

自分だけでどうにもできないところに、なにかの働きがあるとしか思えません。