のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

家族だけの介護は限界と早くきづくために

グループホームの内覧会

おもに精神・知的障がいの利用者さんに共同生活を提供する新しい建物ができたので内覧会に行ってきました。

地域で受け入れられること

数年前に地元の防災訓練に参加したさい、ここで働くスタッフさんもいらして初めてどんな団体なのかわかりました。今どきの若者たちでピアスもしていてお洒落でした。

代表の方とおはなし

内覧会で代表の方と初めておはなししました。なぜこの道へ進んだのか伺うと奥様が精神疾患を発症したことがきっかけだったそうです。

お仕事をやめて新聞配達をしながら活動を広げていき、芸術作品を発表する場や喫茶店を併設する居住スペースを立ち上げ今回新築に至ったとのことです。

工夫された室内

トイレにはシャワーと排水が付いていて、中で粗相してもここで処理できる工夫がされています。私は介護施設の個室トイレをいくつか見てきましたがこれははじめてでした。

f:id:nozosan-net:20190918162200j:image

居住スペースは個室でプライバシーが確保されていて窓には外から見えないマジックミラーのようなフィルムが貼られています。

f:id:nozosan-net:20190918162213j:imagef:id:nozosan-net:20190918162226j:image

利用者さんの食事を作るキッチンと食後の洗い物をする流しは別になっています。

日常の接点がない

スタッフさんや利用者さんと日常の接点があまりないのが残念ですね。しかし美術作品の発表やカフェなども展開していますから気軽に行ってみるのもいいかもしれません。

代表とお喋りしているところにタイミングよく区長さんがいらして「いつまでいるの?」などの雑談をしました。

事業内容をまとめたDVDをいただき利用者さんと奥様がさおり織りという織物を作る活動をされていて、いつもお洒落なお召し物なのに気づきました。

家族だけの介護は限界

代表からの言葉でこれに早く気づければな、と思いました。親がアルツハイマーだったのとケースは異なりますが、本人が楽に生きられる場所が家庭とは限りません。多くの人と接点を持ち抑圧されず自分らしくいられのが当事者同士の支え合いならそれもありなんですから。

不幸中の幸いってこれか

予定外の出費がつづく

帰省のたび生い茂った雑草と伸び放題の樹木の処理にうんざりしています。

 

お盆前に地元友人に草むしりを頼んだものの処分を中途半端にされてしまい次回は別の方法を模索しているところです。

剪定は高所作業

シルバーセンターさんに高い樹木の剪定をお願いしたところ、不在中にかなりすっきり仕上げてくれて帰宅したときとてもいい気分になりました。

 

造園業さんにお願いするより割安ですが述べ6人で丸2日の仕事ですからそれなりの費用です。

 

自分の手に負える広さではないですから人を頼るしかありません。

もっとすっきりさせたい

職人さんが屋根に触れる枝も剪定したほうがいいとアドバイスをくれたのでシルバーセンター事務所へ支払いついでに相談に行きました。

 

聞けば高所作業のできる人が年々減ってきていて、短く伐採するなら今がチャンスかもしれないと匂わす課長の言葉に「お任せします」と依頼してきました。

 

これが済んだら役所で固定資産税の上乗せの均等割りの書面を提出し金融機関も回らなきゃ、と考えながらバックで車を切り替えしたところガシャーンとものすごい音がしてガラスが粉々に割れ車内に落ちてきました。

慣れた場所なのに

そこに電柱があると知ってたはずなのにおかしい。なぜか手の指から血が滲んでいる。急いで近くの車屋さんに駆け込み修理をお願いしました。

人を巻き込まずに済んだ

ガラスとバンパーとバックドアの交換になるため代車で役所へ行って手続きし近くに住む叔母に経緯をはなしました。

 

叔母もこの冬の豪雪でポールが見えずバンパーを凹ませてしまい最近修理したのだというのです。

この程度で済んでよかった

修理は来週には仕上がるし私が不在でもガレージに入れておいてくれるし自己完結の出来事でよかったです。

これは不幸中の幸いという認識でいいのかな。

仙台の教えたくない老舗喫茶

店名は黄檗宗の僧侶の名

母も若いころ好んで通っていたようです。

 

私も存在は知っていましたがかなり大人になってからその門をくぐりました。

 

仙台市青葉区春日町にお茶菓子販売と喫茶を営む賣茶翁(ばいさおう)があります。

f:id:nozosan-net:20190917072818j:image

知る人ぞ知る名店です。

都会の中の隠れ家

近隣は東北大学医学部病院や仙台市交通局などで賑やかな場所にあるのを忘れるような空間です。

問い合わせできない

なんと電話はおろかウェブサイトもありませんから立ち寄ったときやっていればラッキーですね。

 

ちなみに毎月1日と16日はお休み、喫茶時間も9時半ぐらいから18時ぐらいまでのざっくり感です。

地方発送可

ファックスはあるので生菓子以外は地方発送可能です。ほかは日もちしないためせいぜい2日ぐらいで食べきるようなものが大半です。

季節を意識した美しい和菓子

抹茶とお菓子のセットが基本で夏はかき氷もあります。

f:id:nozosan-net:20190917072912j:image
f:id:nozosan-net:20190917072909j:image

季節感のある美しい和菓子はそのタイミングでしか食べられませんから何種類もあって迷う楽しみもあります。

 

喫茶室は普通のお座敷で、隣り合った方とお喋りするもよしひとり時間を満喫するもよしとにかく落ち着けます。

バリアフリー対応していない

残念ながら昔ながらの上がり框(かまち)のたたきですから車椅子や脚が不自由な方には辛いですね。駐車場やWi-Fiもありません。

散策のすすめ

近くのケヤキ並木が素晴らしい定禅寺通りを散策してみてください。賣茶翁の関連店とびばいさ甘座洋菓子店があります(こちらもウェブサイトなし)上品な味のエクレアが絶品です。

 

仙台駅方面へ進むと佐藤忠良の彫刻やメディアテークというこじゃれた図書館があります。この辺りの景色だけで仙台が杜の都とよばれる所以をご理解いただけるはずです。

仏事慣れしても施主はヘトヘト

場数を踏めば経験値があがる

短期間になんども喪主・施主を経験しているとおのずと段取りが身体に染み込むものらしく、叔母に聞かないとわからないだらけだったのにいつのまにかひとりでやれるようになっていました。

落ち度がないかどうか

葬儀は一回完結ですが、その後の法要はなんども繰り返されますから覚えておくほうがいいこともあります。

 

この2年のあいだの法要で本堂用のだけ用意して安心していたらお墓用のお花、お線香やお菓子を忘れたことがあります。

 

チェックリストでなんども確認していたのにこのていたらく。

仏事はマルチタスク

すべて並行ですすみますから、供養膳のことだけに気を取られていると席次表や手土産のことが抜け落ちるし、参列者への挨拶や細かい気配りを忘れてしまいます。

 

しかも私は日ごろの生活の場が遠く離れていますから、打ち合わせのためだけに帰省して住職、料理旅館などと話し合いをしなければなりません。

塔婆供養を無事すませた

今回もお花は叔母に手配を頼み、果物とお菓子は前日のうちに買っておき供養膳は予約して当日引き取りに行きました。

読経はせいぜい30分ほど

両親と祖父母の回忌法要だったのでそれぞれの戒名をあいだにはさんだお経をいくつかよんで焼香し、新しい塔婆とお菓子お茶果物を供えておしまいです。

f:id:nozosan-net:20190916074430j:image

住職(中学の先輩)に「千葉の台風は大丈夫でしたか?今日は来れないんじゃないかと思ってました」といわれましたが、私の住まいはほぼ被害はなく道中もスムーズにこれたとこたえました。

 

東日本大震災のときも難を免れいつもきわどいところでなんとかなってきたので運がいいからだと思いますとこたえておきました。

感情が臓器を傷つけるなんて 七情

ストレスで胃が痛むでしょう?

大切な商談や試験、慣れないことをするときなど不安で食欲が失せますよね。だれしも一度は経験あるのではないでしょうか。

七情

人に備わった七つの感情。

怒 喜 思 憂 悲 驚 恐は大切なものだけれど行き過ぎは関連臓器を傷つけるといわれています。

私の胃腸の不具合は

漢方の世界では思いわずらうことで脾(消化器官)の働きが悪くなるといわれています。

 

自分にも思い当たる節がありすぎるほどあります。考えてもしかたない、なるようにしかならないけれどやはり思いつめているようです。

頭で理解しても肚おちしていない

わずか1年のあいだに両親をなくし、10年におよぶ遠距離介護生活が突如終わりを告げ自由な時間を手にするどころか厄介な相続事務や庭の管理で消耗しています。

 

時間が解決することを時間薬などといいますが、時系列にものごとを把握しすすめていても外野がおかしなことをいってきたり心休まる暇がありません。

帰省の頻度は同じか増えた

もう父に実家の管理を頼めなくなり、大家さんをしているピアノ教室のこともあって変わらぬ頻度で帰省していますが合間に仏事が入ったり自分の通院予約があったりこま切れ時間だけで疲れを取るには無理があるようです。

本音に忠実に

嫌だな、しんどいなと思いつつ周囲に合わせるのを少しずつやめて、思いわずらう感情が湧き上がる頻度を少なくする工夫をしています。

 

今回も両親と祖父母の法要準備だけで思い悩んでいたようで数日前からまた胃の具合が悪くなりました。

 

1日予備日をもうけてゆったりめのスケジュールにしたところ少しよくなりました。我ながらわかりやすさに驚きました(笑)