のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

今年の10大ニュース 2019

中国へ医療ツーリズムの旅

まさに田舎の学問より京の昼寝。ろくに喋れず書けず聞き取れず状態のまま現地へGO。丁寧なアテンドで最新の医療・介護施設の見学ができました。

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法事続き今年は7人

本家の家督を継いだため7人のご先祖様の法要、4人の施主を務めました。

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spoonでラジオ配信

聞き手専門から自ら話すことへ転換しました。気軽に雑談する感覚で相互にお喋りできる楽しさを体験しました。

ラストエンペラーのご親族とお茶会

清朝最後の皇帝、愛新覚羅溥儀のご親族とお会いしてお喋りしました。

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機能性ディスペプシ寛解

2017年に発症したストレス性胃腸障害がなんとか食べられるまで回復しました。完治はしていません。

実家の樹木を伐採

手に負えない高さまで伸びた樹木をプロに頼んで低く伐採してもらいました。枝が電線に触りそうだったり台風で倒木する心配から解放されました。

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福井の旅

かこさとし絵本館で大好きな絵本に囲まれ幸せな時間を過ごしました。

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田中角栄元首相のご子息のパーティー

日中の架け橋となる新たな財団を設立されパーティーにお呼ばれされました。

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終の住処探し

永住先はどこにしようかと連休を使って探索しました。

ハクビシン駆除

プロの業者さんに駆除をお願いしました。換気口を細かい目のものにしたり対策も取りました。

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介護中と変わらずの2拠点暮らしでゆっくりできませんが、来年も自分の興味の芽を摘まずに楽しく過ごす予定でおります。

飽きっぽい私が1日6000歩で手に入れたのは自己肯定感

体調不良をどうにかしたかった

これまで何年も悩まされている左肩甲骨まわりの刺すような痛みでドクターショッピングをしていました。

 

接骨院〜マッサージ屋さん〜整形外科〜アロマセラピー鍼灸院〜漢方薬局〜カイロプラクティック〜ヨガ〜ピラティス〜気功〜太極拳・・・もっとあったかもしれません。

諦めでなげやりに

目指すゴールは同じでも各方面の専門家がそれぞれアドバイスをくれてどれも効果を実感できませんでした。なにをやっても効かないなぁ、騙し騙しすごすしかないか、と。

日頃の生活や食事を意識

今の鍼灸院へかよいはじめてからなんども「養生」のおはなしを繰り返され、頭で分かったつもりでいたものが実はなにもできていなかったとわかりました。

 

肩甲骨周りの痛みだけでなく機能性ディスペプシアというストレス性の胃腸障害まで併発していつも泣きそうな感覚です。

1日6000歩あるいてみて

はじめはそんな距離歩けるわけないじゃんと思っていました。義務感からまたストレスになりそうで、やれるときだけにしました。

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しかし慣れてくるとさほど辛い距離じゃないとわかりました。道端で咲く花の写真を撮る楽しみもできてふとカウンターを見ると6000歩超えていました。

食養生もあわせて

冷たい飲食物を摂らない、生もの揚げ物甘いものコーヒーを控える、満腹まで食べないなど地味なことを続け漢方薬の助けも借りてだんだん良くなってきたのです。

自己肯定感もあがる

こんな程度で辛いとか自分は甘いのだろうか、もっと大変な人もいるのに。とつい他人と比較してしまう癖も抜けてきました。置かれた状況はそれぞれでダメージの度合いに正解もなにもありません。

 

自分の体調や感情を大事に扱い気づけば大好きだったスゥィーツも果物に置き換え食べたいとも思わなくなりました。

 

長年の思考の癖はなかなか矯正しずらく今日の努力で明日から変わるとかありませんが、本当に少しずついつのまにか変化してくのを実感できました。

知らなかった終戦まぎわの葛根廟事件

満洲で起きた悲劇

父の従兄弟が満洲開拓民として中国東北部に暮らしていたことは何度か書きました。1945年8月9日ソ連軍が侵攻してきて従兄弟の父親はシベリア抑留された、というところまで聞いていました。

info.dual-life.site

語られなかった悲劇があった

葛根廟(かっこんびょう)事件という、多くの在留邦人が犠牲になったできごとが映画化されさっそくみに行きました。上映期間が年の瀬のわずか1週間だけしかもモーニングショーのみというハードルの高さ。

犠牲者は1000人以上

父の従兄弟の著書でも捕虜になるなかれという号令のもと集団自決のシーンが綴られており、我が子に手をかける半狂乱の母親や、現地の中国人にこっそり乳児を託しなんとか生き延びてほしいと願う人の姿が描かれていました(のちの残留孤児となった人々ですね)

棄民

ドキュメンタリーの証言者たちは当時の満洲帝国のわりと暮らしぶりのいい人々で、戦争はどこか他人事のような雰囲気だったようです。

 

しかしソ連軍が不可侵条約を破棄して攻撃してきたため、日本人居住区に回覧板が回ってきてラマ教寺院の葛根廟へ避難しそこから列車で脱出することになりました。関東軍は助けにこなかったのですね。

 

ソ連軍の射撃で犠牲になった人々と豪のなかで集団自決した人々で死体の山ができたそうです。

生還者たちの心情

たまたま政府機関に親が勤務していたなど恵まれた状況だった、葛根廟駅からの列車に飛び乗れたなどが重なり多くの犠牲者のもと生還したけれどなんだか申し訳ないような気持ちになる、と語る証言者たち。

 

みんな80歳すぎていま声をあげなければならない、という思いで顔出し実名で映像におさまっていました。

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撮影した田上龍一監督の舞台挨拶があり、直接おはなしもさせていただきましたが戦争反対の意思表示のひとつとしてこの映画を撮ったのだということでした。

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戦争というのはあとからどんなエクスキューズをしようと弁解は通じないものだ。歴史的には説明は一応されても悲劇はあとに戻らないのだから。

 

という生還者の言葉が刺さりました。

買ってよかったもの2019年版

オリーブオイルといえばコレ

毎年いまだけの初物。

ときおりピリッとくるような濃厚な苦味と旨味は秋収穫オリーブの一番搾りだからこそ。

 

通常版はいつでも手に入りますが、この時期ならではのエキストラヴァージンオリーブオイルをぜひ味わってみてください。

おすすめは

パンにバターやジャムを塗っているなら一度これで食べてみてください。確実に味がランクアップします。

 

他にはサーモンや魚介のカルパッチョにもいいですね。こちらのバルサミコ酢との相性もバッチリですよ。

サラダにもドレッシングがわりにおすすめです。パスタの仕上げに絡めるとレストランの味になります。

加熱しないでね

フレッシュさを味わうのが肝ですから炒め物などの加熱調理には向かないというよりもったいないです。調味料として味わってください。冷奴やクリームチーズのアクセントにどうぞ。

おまけも魅力

毎年、その年の干支のミニノートがもらえます。これがなかなか使いづらくて可愛いのです(笑)

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母の介護記録や大家さんをしているピアノ教室の運営や各種イベントやセミナーのメモ用に活躍しています。

老後のブループリント 妄想するのは自由だから

老後は移住もありか

中国大連市の介護居住区を見学するとそこはごく普通のマンションでした。要介護になる前から暮らせるバリアフリー仕様です。

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つくりは日本のマンションと同じで浴槽がないのだけが難点。しかし介護予防のトレーニング室やプール、ヨガスタジオ、ビュッフェ食堂など自由に利用できます。

間取りと広さ

居室は2つのタイプがあり、日本でいうところのサ高住(サービスつき高齢者住宅)のイメージですね。f:id:nozosan-net:20191220132121j:imagef:id:nozosan-net:20191220132129j:image

65㎡のほうは1200万円で分譲しているそうで上述した施設利用料や食事代も含めての金額だそうで終の棲家として魅力的です(賃貸もあり)

 

どちらのタイプにも阳台とよばれるサンルームがあり温かな陽射しが降り注いていました。

衣帽间(ウォークインクローゼット)

115㎡の居室にはウォークインクローゼットがあり、老夫婦2人の1年分の衣類が収まるようになっているようです。家具を置きたくない私にはこれが魅力でした。衣替えの必要もないですしね。

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3食とも栄養士さんがカロリー計算してくれるビュッフェレストランで食べられますから調理する必要はありませんが、IHのシステムキッチンがあり自室で作ることもできます。建物の1階はコンビニと薬局の工事中でした。簡単な材料なら手に入りそうですね。

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共用施設には習い事のスペース、エステ、温泉、スーパー、医師が24時間常駐する病棟とも繋がっていて至れり尽くせりですね。

私の課題は

環境に魅力を感じても気候文化の違いやそこに暮らす人々との関係性もネックになります。そしてなによりも言葉の問題。

 

日本人の多い大連ですから病棟コンシュルジュには日本語が通じるうえ日本人ドクターも在籍しています。しかし日常の些細な雑談や微妙な体調変化を表現するすべを持たないと不安ですね。

 

永住じゃなくても数年で戻るのもありかな?とか通訳の人を雇えばいいじゃんとか楽しい妄想を繰り広げています。