ゴミ屋敷だった実家から救われた囲炉裏
母の認知症がどんどん進行していくなか動線確保のため必死に実家の片付けをしていました。8LDKの広さなのに全部の部屋が物置小屋状態。片付けというより格闘に近い年月を孤独に闘っていました。
たまたま活かされた
岩屋堂箪笥の囲炉裏を買ったものの階段下でホコリだらけになっていたところ(株)Rプロジェクトさんに見つけていただき、その名も囲炉裏ホステルというゲストハウスの看板囲炉裏として2015年に蘇りました。
私もオープニングパーティーにお呼ばれされ多彩な人々とお会いする機会をえました。しかしコロナの影響からかインバウンドのお客様も減り今月末にクローズすることになりました。
あのまま宮城県の実家で処分されるだけだった囲炉裏が、アーティストさんの撮影会や大好きな田中康夫先生の対談場所などに使っていただいたり有意義な活用をされ本望だったと思います。私も広報モデルを務めました。
倉庫だった建物がゲストハウスに生まれ変わり次はなにになるのか、ちょっと寂しいけれど楽しみでもあります。いずれ馬喰町で降りる機会があれば経過を見てみようと思います。