非地位財(金銭で手に入れられない財産)について以前書きましたがどんな状況を幸せと感じるか人によって違いますよね。私は制約のない自由を味わうとき、良好な人間関係のなかで暮らせているときと思っています。
長らく母の遠距離介護をしていましたから実家への移動〜滞在〜翌月のスケジューリングに時間を費やし、合間は自分の通院や治療で埋まってしまうためなんの予定もない日はほぼなかった気がします。今思えばよくやってたよな〜。
昔は地方の狭い人間関係に辟易していましたが、歳をとるといつ戻ってもまるでずっと暮らしていたかのようなご近所さんや友人が大勢いることでなんの心配もないことに気づきます。知り合いだらけは息が詰まりますがそのぶん悪さもできず（笑）防犯面でも助かっています。
いろいろなことを差し引いても明らかに心は黒字ですよね。金銭では到底手に入らない関係性があるのですから。
clubhouseでお喋りしてみてこれは高齢者にこそ必要なツールなのではないか⁇と思いました。介護予防にもなりそうですし。使い方さえわかればあとは好きなroomへ行くなり自分で立ち上げるなり、入退室も自由ですから喋るもよし聞くだけでもOKの緩い繋がりで生活の張り合いができそうです。
これまで自由に会ってお喋りしていた人ほど辛いんじゃないでしょうか。スマホがあればLINEで連絡を取れますがみんなが持っているわけでもないですよね。だんだんお友達とも疎遠になり言葉を忘れて要介護になるかもしれません。ステイホームで外へも行かずお喋りもできなくなるのはこういうリスクがあります。
Androidでも使えるようになって高齢者にも広まるといいのですが。もし私の親が生きていたら早めに教えますね。
以前も書きましたが小柄な私は吊るしのM、9号の標準サイズが大きすぎて困っています。そんな私の救世主が某ブランドさんのSサイズフェアでの前倒し調達でした。欲しいと思って探しに行ってもしっくりこないのが服というものなんですね。
私の担当さんがすでに上下セットアップの状態で見繕ってくれていて当日試着するだけの楽な買い物でした。しかしコロナで出掛ける機会が減り去年の夏物から買わなくなりました。
しかし困ったときはあのお店に行けばなんかある‼︎というお守り的存在でいつも安心していたのです。
ニュースで運営会社さんがブランドも社員も削減することを知りました。そもそもSサイズを作るメーカーさんが少ないため私のような人は今後どうすればよいのでしょうか。ネイリストさんに相談すると「姉ギャル系の〇〇というブランドが小さいサイズありますよ」と教えてくれましたがテイストが姉ギャルですからね（笑）
また私の洋服探しの旅が始まるようです。どなたかお勧めありましたら教えてくださいませ。
機能性ディスペプシアという胃腸障害を抱えて3年半になります。メンタル性のものらしく過度なストレスで発症するようです。きっかけは妖怪のような若さの父がある日おかしな言動・行動をするようになったことだと思います。
父と二人三脚で認知症の母を在宅介護していましたが10年近くになりそろそろ限界に近づいていました。友人に激やせを指摘され総合病院で検査しても貧血以外の問題はありません。
特に誰かから体調不良を責められたわけではありませんが、病名がつかないと勤務先などでは理解されにくいかもしれません。私も自分の身に起きるまで苦しくて食べられない感覚など想像できませんでしたから。
よくなったと思って以前のように食べるとまた胃が動かなくなり病人食のようなメニューを騙し騙し食べる年月。相次いで両親が亡くなり煩雑な相続事務と広い実家の管理でヘトヘトになり2度再発しました。
鍼灸治療と漢方薬で対応していますが総合病院では「長くおつきあいする症状です」といわれ治らないらしいと認識しました。しんどい遠距離介護を10年やって父が自宅で孤立死していて警察から電話がきたらおかしくもなります。
↑大好きな蝋梅を見るためウォーキング
周りから怠けているように見えても私にとっては枯渇してしまった心身に潤いを取り戻す時間が必要なようです。
生半可な知識や意味づけで未解決な問題に拙速に帳尻を合わせないという意味らしく、問題を先送りするのが嫌な私には耐えられない状態です。手元にある宿題をわかっていながらやらないなんて気持ち悪いですよね。
宙ぶらりんな状態はどっちに振れるかわからず不安になります。まさに今のコロナ禍がそれにあたりますよね。状況はよくなるんだろうか⁇オリンピックは開催できるの⁇自由に好きな場所へ行ける日はくるんだろうか⁇とか考え出したら眠れなくなります。
世の中は解決できないことも多くコロナのような感染症に対しても完全に封鎖なんてできません。基本的な対策を生活の中に組み込んでいくしかない。いつまで続くのかもわからずこれまでのように大勢の人と集まる機会もなく我慢を強いられる時間が長いと不安が加速していく人もいるでしょう。
この中途半端な状態を持ち堪えた先に得るものや違う楽しみが待っているかもしれません。そんなことを最近はつらつらと考えています。
