タダをよろこぶ未来とは

おまけに釣られる

グルテンフリー生活をしていますがたまの気晴らしにテラス席のパン屋さんで全粒粉サンドイッチを楽しみます。そこは人気店で駐車場も広くわざわざ遠くからお客さんがやってきます。無料コーヒーも魅力なのかな。

こないだ私の前のお客さんがけしておいしいとはいえないタダのコーヒーにタダの砂糖をドバドバ入れて得した感で喜んでいるのを見て、意地悪かもしれませんがこういう些細なことで未来の身体がつくられていくんだよなと思いました。

焼き立てパンは袋に入っているものよりはいいでしょうけれど小麦粉に変わりないですしね。パン教室にかよったとき大量の砂糖やバターが使われていることを知りました。そこへ甘いチョコレートやジャムやクリームがのっていたら身体の中が糖化していくでしょう。話題のAGES(終末糖化産物)ですね。砂糖たっぷりのコーヒーをお供に喜んでいたらどうなるか。

そんなこと気にしてたら楽しくないじゃないか‼︎という意見はもっともで私も数年前までやっていましたからわかりますよ。しかし加工食品やできあいの惣菜、菓子パンばかりでアルツハイマーになった母が私にどう生活すればいいか教えてくれていると思います。あまり厳しい制限じゃなくても控えるところからはじめられますよね。

ロックダウンで長靴が手に入らない

身近な問題

お気に入りの長靴が経年劣化でつま先が裂けてきました。同じようなものを探して百貨店へ行くとMサイズは8〜9月まで入荷予定はないとのことです。もう梅雨おわってるじゃん。店頭にあるのは膝下丈のロングでLサイズのみ。私がほしいのはもうすこし短いミドル丈のM。量販店ではショート丈のヒールタイプだとMがありました。ほしいのはそれじゃない。

聞けば中国からの船便がロックダウンの影響でとまっていて入荷待ちのものが多いのだとか。コロナの影響は時間差であらわれるようです。結局amazonで試し履きもせずにポチり無事届いたのがこちらのキャメル色↓↓↓

少しの雨でもウォーキングする私の強い味方があらわれて今年の梅雨は楽しくすごせそうですね。それにしてもサポート終了まぢかのパソコンも見に行くと在庫が一台のみ次回入荷はプリンターともども不明とかでこちらもどうにかしないと。

周回遅れのしあわせ

それは本当の願いなのか

よく適齢期(イマドキいうのか)を逃しても最終的にはよい伴侶と出会い家庭を築いてめでたしめでたし、みたいなおはなしを聞くとなんだかなぁと思ってしまうのは私が歪んでるからですかね。生身の人同士がいっしょになってなんの障害もすれ違いも起きないとかありうるんですか。それこそそんな都合のいいことがあるのかと。

そもそも他人同士、波長の合う部分も嫌だと感じる部分も両方あるはずです。私は昔から家族とさえいっしょにいるのが苦痛で正直いうと私の伸びやかな感覚をいつも阻害してくる存在と捉えていました。両親共働きで多忙なうえ面倒なトラブルを未然に防ぐことに注力していたのだろうと思いますが、とにかく少しでも余計なことに関心を持ってほしくなくて自分たちの描くとおりに誘導しようとする人たちでした。そんな経緯もあり本音をはなさなくなっていきました。

今さらですが私は自分の楽しみを他人とシェアしたいなどと微塵も思っていないことに気づき、昔ならおかしな変わった人扱いかもしれませんが時代のおかげかそういう人でも市民権をえて生きられるようになり助かっています。昔の人がよしとしていた価値観のレールに乗らなくても楽しく生きることを選べ、なにかを我慢するとか意見を擦り合わせるとか無駄な労力で消耗しなくて済むようになりました。

幻の青いケシに会いに行く

希少価値

信州の山奥までヒマラヤの青いケシを見に連れて行ってくれるバスツアーの存在は知っていましたが介護などでずっと見送っていました。開花期間限定ですしようやく行ってみようと思うとくだんの農園のケシは全滅したとか。

↑↑↑わずか5〜6輪ひっそり咲いていた

では他で咲いている場所は⁇と探すと上三依水性植物園(かみみよりすいせいしょくぶつえん)にあるらしいのがわかりました。どうやって行くんだろう⁇調べると東武鉄道リバティ会津という特急らしい。首都圏と気温差があるのは容易に想像でき長期予報を見ながらホームページと受け付けに咲いたかどうか問い合わせしていつ行こうか考えていました。

今年は梅雨入りが早く開花から1週間ずっと毎日雨。しかも駅からタクシーなどはないということです。降水確率60%で現地入りすると土砂降り‼︎お昼どきでしたが帰りのお客さんがどんどん出てきます。近くのお蕎麦屋さんランチが目当てのようです。

雨のおかげかカエルの大合唱と5〜6本の青いケシに会えてわざわざ行ってよかったなぁと思いました。この花はデリケートで国内でも見られる場所は限られているうえ今世紀中に絶滅するかもしれないともいわれています。まだ楽しめそうですので興味のある方はぜひ行ってみてください(現地の気温に対応した服装で行きましょう。私はコート、ストール、長靴、晴雨兼用傘、念のためフリースを持参しました)詳細はこちらから↓↓↓

http://www.yamasyokubutu.co.jp/

高齢者がお金を使わない理由を教えよう

不安だから

↑↑↑音声配信もしましたがなぜ高齢者はタンス預金や定期など金利のつかないものにあずけて使わないのか。未来が不安だからです。

どんな破天荒な人でもいずれ要介護になるのはわかっていますからね。人さまの手を借りるのがタダなわけないですし面倒な書類や手続きは配偶者かお子さんにやってもらわなければなりません。だんだん病気がちになり衰えを自覚し強気でいてもなにかしらの不安がよぎります。それらを解決できるのは金銭です。だからいくら貯蓄から投資へとかお孫さんの教育費として贈与しましょうなどといわれても使いません。

配信でも紹介しましたが特養・老健に入れなかった親族は民間の施設入居金が2400万円でした。毎月の介護費用はこれと別に30万円でした。持病の悪化などで入院した月は個室のキープ代13万円かかります。終末期病棟へ転院するときに原状回復するため入居金を使いほぼ払い戻しはなしでした。うちの父は入居金はそこへ入るためのパスポートだと面白いことをいっていました。

亡くなったあとの葬儀費用や墓地や仏壇の購入など遺された人の負担を考えればお金を使おうなんて考えませんよ。