のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

連日ガチ中華でも太れない

湿気をだすため辛い料理

四川料理といえば辛くて有名ですが理由を考えたことがあるでしょうか。盆地の底に位置する成都は湿度が高く年の2/3は曇りで辛いものを食べて汗をかくことで身体の湿気を追い出すらしいです。ちゃんと理由があるんですね。日本では辛いものブームみたいな取り上げ方でしたがそうじゃなかったということ。

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今回の四川旅は辛いものが苦手な方がいたのもありそこまでじゃありませんでしたが連日円卓で出てくる四川料理でまた機能性ディスペプシア(胃腸障害)が再発するんじゃないかとちょっと不安でした。補中益気湯を持参したのと満腹まで食べなかったのがよかったらしく帰国しても38Kg台で変わらず。むしろ太りたかったのにちょっとガッカリ(笑)

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機内食やデザートに日ごろは控えている小麦粉や砂糖が使われていましたがこういうときは味わうほうが楽しいですからね、食べましたよ。ずっと体調を崩すことなくすごせてありがたかったですね。やはり日ごろの養生のおかげかもしれません。

中国の若者文化はいつかきた道

マンションと車がないと結婚できない男

かなりハードル高いですよね。車はまだいいとしてお相手もいないのにマンションを買うって無理ゲーと思うんですが結婚後ローン返済をいっしょに頑張るわけですか⁇残債を確認しておかないと怖いし女性は自分ごのみのインテリアにしたいんじゃないのかしら。

 

中国のマンションは内装がなにもされていなくて壁紙やらなんやらオーダーメイドだそうです。もしセンスのよくない部屋でいっしょに暮らすとしたらつらくないんですかね。部屋配置や家事動線とかあまりそういうのは気にならないのかな。

 

同じはなしを5年前に大連にいったときも中国語の先生から聞きましたが今もまだそのままのようですね(車所有と持ち家)ひとりっこ政策はなくなったけれど都市の住居費や教育費は高く共働きで両親の援助(孫の世話をみてもらう)がないと成立しないモデルケースですよね。かつての日本と同じです。そうまでしてなにが手に入るの⁇

 

今は「月光族」という毎月の給与をきれいに使ってしまう若者も増えているのだとか。くるかどうかわからない未来のために蓄財してもしかたないですしね。これはどちらが正解とかじゃなく自分がどうしたいかですね。

古い街並みの路地裏では昔ながらの暮らしが営まれている↓

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車とマンションを手に入れてお相手がみつかっても生活してみたらうまくいかないなんて普通にありますよ。車は処分すればいいけど不動産は面倒そうですよね。なんだか少し前の日本の価値観に似てるなぁなんて思いました。

中国の小学生から質問攻め

初めてみる外国人⁇

成都の茶畑でお茶摘み体験をさせていただきました。四川大地震のあと大学教員だった方が山を切り拓いて茶畑にし地元の産業や雇用を創り出したとのこと。急な斜面を登るだけで疲れてしまい茶摘みなんてできるか不安でしたが晴明節前に芽吹いた若芽を選んで摘み取りました。

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地元の小学生も遠足にきていて「你好 」と挨拶すると「nice to meet you」と返され私を英語圏の人と思ったのかな⁇「我是日本人」というと、日本人だって‼︎とざわつき茶摘みそっちのけ(笑)はじめてみる外国人だったのかも。私のまわりにどんどん小学生たちが集まってきて知っている英語でどこからきたの?とかいくつなの?など質問攻めに。

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名前は?と訊ねられネームカードを見せながら「我叫竹中望」というとひらがなの「のぞみ」が読めなくて混乱していました。われもわれもと聞きたいことを質問してきて英語も中国語(四川弁)もよく聞き取れないながらも私のまわりだけ謎に盛り上がってしまい付き添いの先生がなにやら大声で叫んでいました。

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私が摘んだ葉は講師さんの指導で炒って手揉みして袋詰めまでしてもらって持ち帰りました。地元の小学生とも触れ合えてお茶づくりもできてかなり充実した時間がすごせましたね。帰国して淹れたお茶はほんのり甘くておいしかったですよ。

中国の茶館文化にふれる

おじさんがお茶できる空間

日本では昼間からおじさんがたむろできる場が少ないですよね。カフェなどはせいぜい2〜3人ていど集まるのが限界でかつ禁煙だしこれじゃ定年後孤独になってもしかたないかも。案外居場所がありません。

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私が入っても違和感なし↓
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10元でひまわりのタネとピーナッツのお茶請けがついてくる↓
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成都の古い茶館へ行くと外までテーブル席があって喫煙も自由、10元(およそ200円)でなんどもお湯を継ぎ足してカードゲームに興じるおじさん(おじいさん)たちでいっぱいです。むしろ女性を見なかったですね。

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女子受けするようなこじゃれた茶館はお茶請けを囲炉裏で焼きながらすごせたりカフェメニューを充実させています。昔ながらの茶館はやはり男性文化のもののようでした。10元でなんじかんもいられて儲かるのか謎ですがこの習慣で孤独が防げるのでしょうね。

お茶だけでも写真だけでも両方でも10元↓

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ガイドさんに「日本では外で日本茶を飲める場所が少ない」とはなすと驚いていました。ペットボトルはあれどやはり日本茶は家で淹れて飲むものという前提ですしね。カフェとも違う、安い値段で毎日かよえるような居場所がシニアの孤独を防ぐヒントになりそうですが日本じゃどうかなぁ。

中国でコード決済できた‼︎

念願かなったよ

上海空港でWeChatPayのコード決済ができずクレカに問題があると指摘されたあと、同行した人もホテルで決済できず理由は外国人仕様のを読み取る機械がないからといわれて諦めていました。

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そんなおり漢方薬の市場へいったときに大粒の棗と桑の実が日本では信じられないほど安く売っていました。決済エラーが出たら嫌だなとはじめは現金で払いましたがものはためしとお店のコードを読んでから金額を自分で入力して送信すると認証されました。やったー‼︎もうこれで満足(笑)

 

日本では使えないとわかるまで時間を要し大陸でもダメなケースもありちょっと憂鬱でしたがもう安心。この先の行程でエラーが出てもひとつクリアできて自信になりました。

 

外国人が使えるようになったのは去年から。日本のカード会社が制限をかけている場合もあったり現地の読み取り機が対応してなかったりまだ未知の部分が大きいですがこれから汎用性は高くなるはずです。これを読んでくださる方のご参考になればと思います(アリペイのほうが読み取れる率は高いようですので2種類手続きしていけばなおよいと思います)