五輪担当相の桜井大臣が失言続きで更迭されましたが、またいつも通り寄ってたかって各方面から叩かれています。
果たして皆さんうっかり発言をしないんでしょうかね。
多くのカメラやマイクが向けられた場でいっさい緊張せずに口を滑らせることなく理路整然と意見を述べるというのは想像以上に大変かと思います。
そんな折り日頃テレビ嫌いの私の目に飛び込んできた桜井大臣のコーナーで杉村太蔵氏が
「失言というより質問の意味が理解できてきないようだ。健康チェックしたほうがいいと事務所に電話した」
と話していました。
そう、それ‼︎
思わず膝を打ちましたよ。
桜井大臣は69歳。政治家としてはまだ老人の部類ではないでしょうけれど、やはり加齢によるさまざまな衰えは自覚しているはずです。
周りはね、指摘できないものなんですよ。
特に政治家等の地位のある人に対しては。
しかし「あの人ちょっときてるかも」と薄々分かっているものなんです。
家族はどうかというと、さほど本音で関わってなかったり今さらいっても仕方ないとか面倒だったり色々でしょう。
大臣職を辞しても杉村氏の鋭い指摘は素直に受け入れ、脳や睡眠障害の有無を検査してほしいものです。
もしかしたらMCI(軽度認知症)の始まりかもしれませんから。
今回のことは早期発見のきっかけと考えればむしろご自身の健康と向き合うチャンスです。
他者への批判は簡単ですが失言の背景になにがあるのか見えない部分も想像できると捉え方も変わりますよね。