のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

歯科医師志望が減ってる

予防歯科と業界の未来

幼なじみが歯科医師会の仕事をしており口腔ケアの啓発と本業を並行しながら頑張っています。自身のクリニック経営もしつつですから大変ですよね。歯科医師会の会議には故安倍元首相も参加されたり国家的プロジェクトでもあるようです。

歯学部には江戸時代の入れ歯や歯磨きコーナー、ケアグッズの売店など見学だけでも楽しめる↓

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私が歯学部生さん相手の標準模擬患者をやっているとはなすと驚いていました。外国籍の生徒さんもいたよ、というと彼らは国試に受かったあと帰国してしまうともったいないから奨学金の返済猶予などさまざまな措置を考えているそうです。予防の徹底で子供の虫歯は減り8020運動で高齢者が入れ歯ではなくなり歯科治療の頻度が減ってなりたい職業の圏外になっているとか。

 

実際ワーキングプア問題などもあり業界として大変なそうです。コンビニより歯科が多いぐらいですものね。自分の歯が残る高齢者のケアに力を入れるにも要介護になり足が悪い、寝たきりなど通院できない人をどうしていくか(訪問歯科診療も大変)学生数が減る歯学部の経営をどうするか課題は山積みです。

 

せっかく学んだ知識を活かせて生活できるような仕組みにしないと実家が歯科じゃない学生さんは別の道を模索しますよね。ちなみに幼なじみは3代目ですでに4代目が見習いに入っています。「うちは家業だから」と企業経営と同じ感覚ですが太い実家なしでの開業は難しそうですね。私のボランティア活動と地元の人間関係にも接点がありましたよ。