歯科受診
認知症になると痛みや義歯の不具合を言語化できなくなります。本人にしかわからない噛み合わせの違和感など、意思疎通できるうちに歯科で調整してもらってください。
認知症が進行するとどこがどう痛くて辛いのか先回りして対応するよりなく歯磨きもいい加減になりがちです。
通院も大仕事
高齢者は長年かよい慣れた医療機関を変えることに抵抗します。近くてバリアフリーでそこそこの腕前ならそのほうがいいのに、段差だらけでガタガタの和式トイレの歯医者でも「長くお世話になっているから」の一点張りで変えません(うちがそうでした)
もうこうなるとはなして聞かせても無駄でこちらが消耗するばかりです。
車の乗り降りから、立ったり座ったり靴を脱ぎ履きしたりが理解できない母の身体介助と付き添いのため新幹線で通っていましたが、もっと早く訪問歯科の存在を知っていれば教えてもらえていればと思います。
訪問歯科の存在を知ってほしい
ぐらぐらの歯をいつも舌で遊ぶ母でしたが、入れ歯の誤嚥で亡くなった方のおはなしを聞いていたため治療しようとしないかかりつけ歯科医に不審感が募りました。
メイン介護者である強情な父を説得して施設へ訪問してくれるアグレッシブな治療をする訪問歯科医の存在を知り切り替えました。
担当ケアマネもこちらから積極的に訴えなければ手続きしてくれませんから不便や不審感は正直にはなし対応してもらいましょう。