かなり頑張ってる
認知症の母の介護いらい片道400km毎月かよう生活を10年以上つづけています。気候が厳しい、自分の体調不良、したいことを諦めるなどさまざまな葛藤がありながら魔窟のようなゴミ屋敷をバリアフリー改修し要介護5の母を在宅でお世話できる環境をととのえました。動線が最適化され父やかよいのヘルパーさんに仕事がしやすいと喜ばれたんですよ。
不用品の片付けだけで4年以上かかったのは介護しながらで思うようにすすまなかったから。8LDKのゴミ屋敷から大型家具の搬出〜処分〜費用の支払い、思い切ったリフォームに着手するため見積もりを取り介護保険でトイレ改修する手続きなど新幹線で打ち合わせにかよいよくがんばりました。私が動かなかったらどうなってたんでしょう⁇段差だらけの魔窟で両親のどちらかが躓いて転倒し入院という流れじゃないかな。
同じ時期に半世紀やっているピアノ教室を自宅の一室に移転し新品のグランドピアノを導入しました。やる気のない管理会社の担当さんにはっぱをかけて大工さんには床補強してもらい今に至ります。祖父母が暮らしていた平屋も同じタイミングで解体しピアノ生徒さんの駐車場にしました。介護、リフォーム、教室のテコ入れとやりきった感いっぱいでこれが私の使命だったのかも⁇と思います。
「いつか、いつか」と思っているうちにからだがいうことをきかなくなるのをここから学びました。身じまいに執着はつきものですがうまく手放していけるといいですよね。