のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

地方にも軸足があるしあわせ

ふたつの生活基盤

認知症の母の介護にかようようになりあまりのゴミ屋敷に呆れ「早く解放されたい」と思っていました。そもそも介護する環境にすらない、カニさん歩きしないととおれないがらくたで溢れかえった廊下や室内の片づけでヘトヘトになりしかしやらないことにはなにも進まない状況だったのです。

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毎月片道400kmを新幹線でかよい大型の家具家財の中身を確認しつつ処分するのに4年以上かかりました。介護しながらですからね、思ってるように片づかない私の体調もよくないゴミ出しのルールが違うのでなんども挫けそうでした。

 

最終的には室内をバリアフリー改修し母を要介護5まで在宅でお世話することができました。両親を見送った今もほぼ毎月かよい庭木や室内手入れを続けています。ありがたいことに分家さんやご近所さん、友人、同級生など多くの人が協力してくれて不在中のトラブルにも対応できています。

 

友人が経営するお店など多くの居場所がありまるでいつも住んでいるかのようなお喋りができます。ピアノ教室の大家さんをしているため講師陣、生徒さん、保護者さんなど地元の生の声を聞けて助かっています。なにがあっても揺るがない場をもっているのは本当にしあわせで、最近帰る場所がない人が多いらしいと養老孟司先生がはなしていてそれが都会の孤独なんだろうと思っています。