母は友人と呼べる相手がおらず私にも距離をおかれ、本音を語れる人がいなくて孤独の極みでした。
寂しさを買い物で埋める習慣があり、目についたくだらないゴミがらくたを欲しくもないのに毎日のように買っていました。
そのくせ本当に必要なものでやや高額なものは「そんな高いもの買って‼︎」などとおかしな価値観でした。
いやいや毎日買い物するのやめれば⁇
そんな母の行動に父はまったくの無関心で、こうやってゴミ屋敷ができあがっていくのだとわかりました。
別に連れ合いに関心がなくてもいいし内緒の買い物をしたって構いませんがね、昭和脳の人は後始末のことまで考えるはずもないですしね。
いまは処分が有料なんですよ。
処分代を惜しんでいるうちに室内は澱みに占拠され、かなりな気合いを入れないとスペースを空けるのも難しくなります。
高齢になると面倒なことを先送りしがちで「今日は病院だから、雨だから、回収日が先だから、お客さんが来るから」とやらない言い訳がいくらでも出てきます。
そのうち介護認定されて身体も思い通りに動かなくなります。
さて誰が片付けるんでしょうか。
ほぼ娘でしょうね。
心当たりのある人は早めにアクションを起こしましょう。
最初は引き出し1つだけでもいいですからね。