地方ならでは
都会暮らしだと地域のおつきあいは少ないかもしれませんね。よほど積極的に自分から絡んでいかない限り高齢者ばかりで運営する組織は話も合わないだろうし面倒でしょう。
私は首都圏と地方の2拠点暮らしで地元でもある地方は祖父母の代からおつきあいのある人ばかりでむかしはうざいなぁとしか思えませんでしたね。挨拶がわりの噂話に悪気はないもののそういうカルチャーがしんどいというね。
ところが親の介護にかようようになると代理で地区の行事に参加する機会がふえて実はこういう組織に自分も支えられているんだとようやく理解できたのです。そして当時はうざかった人々がみな高齢になりむしろ若い私が地域の活動に参加してくれることを喜んでいると。私にとっては時代の流れと加齢が追い風だったわけです。
両親を見送ったあともまめに実家管理にかよい町会費を払って行事に参加する私を褒めてくれる人もいます。庭木手入れの相談や私の耕運機を借りてくれるご近所さんもいます。不在がちでも地域の一員として対応してくれる人々に恵まれてしあわせです。これが金銭で買えない価値なんですよね(非地位財)おそらくみんながほしいのってコレのことじゃないの⁇