プライスレスな財産
終活カウンセラーの方がブログにされていたのでふと自分に照らし合わせて考えてみました。
私の場合「プライスレスな財産」ってなんだろう⁇
親から引き継いだかたちなきもの
地方の田舎の旧家ですからしきたりとか風習とかおつきあいとか私の自由を縛るものばかりに辟易していました。しかし年齢を重ねるとこの目に見えないかたちなきものこそが財産なのだとわかります。
地域のおつきあい
両親なきあと不在がちの実家は来年度も町会に加入するのか区長さんから電話がありました。ちょうどネイルサロンでお手入れ中でそんな話をしていたところでしたから不思議です。
もちろん年会費を払って加入させていただきます。班長さんは幼少時よく遊んだ歯科医院のドクター姉妹です。毎月回覧板と会報が配布され、防災訓練に参加して皆さんにご挨拶するのが私の仕事です。
今は廃れましたが契約講という冠婚葬祭をお手伝いしあう繋がりもありました。母にとっては負担でしかなかったおつきあいにどこかで助けられています。江戸時代から続く檀家の皆さんにも知らないところで助けられています。
私自身がサードプレイスを主宰している
祖父が開いたピアノ教室の大家さんをしています。積極的な募集をせずとも保護者さん同士の口コミで入会される方が増えています。離れているのになぜ可能なのかは、講師が小中学校からの同級生であることや管理会社さんがうまく運営してくれるからです。おかげで私は教室掃除や灯油の発注程度の仕事で済んでいます。
プライスレスすぎて泣きそうですね。